2011/07

レスポンス

平日の業務時間中は職員が利用し、業務時間外は市民に利用してもらう。EVを使ったカーシェアリングサービスを市民に提供することで、低公害車の普及を促進

EVの良さは体験して初めてわかるところがあるので,乗る機会を増やすことが普及の近道かもしれません。
豊中市(大阪府)と電気自動車カーシェアリング事業を開始
~日産「リーフ」を導入し、市民と職員で共同利用~
(オリックス自動車)
EVによる日本版Autolibの技術開発がスタートします! - 大阪府

レスポンス

理由は、米国での急速充電の規格が定まらないことにある

日本企業は「CHAdeMO」(チャデモ)と呼ばれる急速充電の標準規格を導入していますが,ヨーロッパのは違うようです。日本に逆輸入すればよいのではないでしょうか。
Tesla Motors

と思っていたら否定した記事が載りました。

米トヨタ、「RAV4 EVは一般向けにも販売」…一部報道を否定(レスポンス)2011年7月20日

 

ECO JAPAN

横浜市の分譲マンションでマンション向けEMS(エネルギー管理システム)の実験 を行う。太陽光発電システムや蓄電池、ヒートポンプ式給湯器のほか電気自動車(EV)シェアリング(1台)と充電施設を導入し、マンション全体で電力を最 適に制御

EV1台でシェアリングの需要に応えられるのでしょうか。
経済産業省『次世代エネルギー・社会システム実証事業』採択プロジェクト
「パークホームズ大倉山(総戸数177戸)」実証計画決定~分譲マンションで初の採択、太陽光発電や蓄電池を搭載~
pdf(三井不動産レジデンシャル)
パークホームズ大倉山

ECOカーアジア

リーフと同じ容量の電池を積んだトレーラーがあると300km以上の航続距離も可能

単純に電池の容量が多くあれば長く走ることができるので,日本EVクラブが2009年11月にミラEVで東京〜大阪555.6kmを途中無充電で走行しています。ただ,「バッテリーの価格は半分切るくらいに」なったとはいえ自動車価格にしめる電池の価格割合は高いためにi-MiEVでは価格を下げるために総電力量10.5kWhのMグレードを設定しました。電池を追加または交換するという考え方であれば,ベタープレイス社のような形になるのかもしれません。

週プレNEWS

EVの普及には「1充電当たりの航続距離の短さ」「市中の急速充電器の少なさ」「充電にかかる時間」と解決しなければならない3つの“充電”問題がある

「市中の急速充電器の少なさ」について

自宅や事業所等で夜間充電するのがEVの基本ですから,遠くへ行きバッテリーの残量に不安がでてきた場合に急速充電器を使うことになります。その不安を解消するのが「急速充電器」ですから,「急速充電器」があることによって安心を担保することができれば,使われずにすむこともあるかもしれません。実際,急速充電器を設置したことによりEVの利用頻度は上がったが,急速充電器そのものの使用回数は多くはならなかったというレポートもあります。

「市中の急速充電器の少なさ」を問題視する意見はありますが,上記のような実態を考慮すれば,『場所の少なさ』が問題なのではなく,急速充電器の設置場所を計画的に配置できるかが問題となります。また,今後の普及拡大を見通せば1ヶ所に複数のコンセントを用意することができるかが大きな課題となってくることでしょう。

エネルギー応用技術研究所

日々の彩りと日産リーフ 電気自動車 EV

なんだ、あと40㎞も走れるねと・・・。
だから、走行可能距離に関してあーでもない
こーでもないと語られても、
ちょっと違うんだよねって・・・。
オーナーならわかっていただけると思います。

EVオーナーならではの書き込みです。
EVに批判的な記事は「これまでのエンジン自動車に関する感覚そのままで電気自動車を語って」とあるように同じ土俵で扱おうとしがちです。しかし,EVは新しい領域の車ですからそれにあまり意味はありません。
急速充電器の設置場所が少ないとの意見がありますが,セカンドバックのようなショルダー型の携帯電話が世の中に出始めたときも基地局は限られたところにしかありませんでした。しかし,その普及とともに通話エリアは拡大されその拡大がさらに普及を後押ししました。急速充電器とEVとの関係も同じような道をたどるのではないかと思います。

北九州市

 ○助成金額

   上記車両購入費に対し、1台あたり25万円

 ○募集期間

   平成23年7月11日~平成24年1月31日

助成対象が電気自動車だけでなく,プラグインハイブリッド自動車も含まれるためプリウスやフィット人気からすると助成額の枯渇も考えられ,早めの応募が必要になるかもしれません。ただし,応募資格は北九州市に事業所が存在する事業者である必要があります。

リーフに乗って遠くへ行きたい

エスティマで約5kmくらい引っ張ってもらいました。時速40~50kmで走行、時間にして7分位かな?
そこで28kmから残り走行距離53kmへ復活

エンジン車がEVを牽引している記事ですが,2台を一体のものと考えれば,エンジン併用型レンジエクステンダー(航続距離延長)EVのような感じです。
けん引充電2」(ECOカーアジア)2011年07月15日
けん引充電実行!」(ECOカーアジア)2011年07月14日

レスポンス

小型セルを使用したバッテリーパックの採用により、EV用バッテリーコストの急激なコスト低減が進むとみられ、EVは今後数年でガソリン車と並ぶ価格が実現すると予想

「2011 EVマーケット・レポート~電気自動車市場2011~」ハイエッジ
「数年」は難しいかもしれません。

レスポンス

1カ所につき少なくとも5基の普通充電施設を新設。今年から2013年にかけて738か所に用意

普通充電器というのが理解できません。日本的に考えるとサービスエリアやパーキングエリアに長時間は停車しないでしょう。急速充電器なら1カ所に5基はEVの将来を考えた配置です。

ECOカーアジア

太陽光発電のコストは1kWあたり50万円前後かかる。しかも電力は1kWあたり50円前後で電力会社に売電できるから、お金の計算をするとかなりの損

EVに電気をため込んでおいてピーク時に供給すれば,電力会社の配電周波数を安定させることになります。こうしたEVの活用方法は,電力会社として充電施設の新たな設備投資を少なくすることができるため,EVに報奨金を出すようにすれば,EVの普及の後押しをするかもしれません。

【デンマーク発】電気自動車の蓄電池を電力系統につなぐ試み始まる!(エコロジーオンライン)2011/07/11

 

三菱自動車

HEMS(Home Energy Management System)の市場確立と普及を目的として、共同検討体制(HEMSアライアンス)を立ち上げました。今後、共同でHEMSおよびスマート家電普及の環境整備に関する検討を

EVのバッテリーにソーラーパネルなどで発電した電気をためて使おうというスマートグリッドの考え方基づくようです。ただ電気を貯めて使うだけならEVのリチウムイオン電池は上等すぎますが,EVは現時点で高い買い物ですから移動手段としてだけでなく,それを他にも活用できれば付加価値もつくでしょう。
KDDI株式会社
シャープ株式会社
ダイキン工業株式会社
東京電力株式会社
株式会社 東芝
日本電気株式会社
パナソニック株式会社
株式会社日立製作所
三菱電機株式会社

 クリッカー

アイ・ミーブのスペック表で確認すれば、モーターは同じY4F1型で、定格出力も25kWと同一。単純にいえば、アイ・ミーブのグレードにおける最高出力の違いはバッテリーに由来する

スペック表からいえば,Gタイプの電圧330Vに対してMタイプは電圧270Vですからパワーの違いは,この電圧にあるのかもしれません。

エコロジーオンライン

電気自動車の所有者は蓄電池を配電グリッド網と接続して電力の安定供給に貢献する傍ら、自動車の寿命中に約10.000ドル相当を稼ぐことが可能になるということで、高価な電気自動車を購入する際のインセンティブなることが期待される

動いていない状態のEVを有効に活用できれば,EVの普及にも役立つかもしれません。
あらためて大容量の蓄電池を設置するとなると設備投資と維持にお金がかかりますが、EVの蓄電池は、EV所有者がすでに購入しているものなので、追加の投資は必要ありませんから効率的です。

昭和シェル石油

日産リーフに換算して年間約1800台分の充電が可能

ここの急速充電器は3基のようですが,将来おこるであろう「充電待ち」をなくすためにも日産本社なのでもっと多くの急速充電器をつけてほしいものです。

レスポンス

「新車から5年経過後も8割程度の蓄電性能を保つし、車のライフサイクルでは十分な耐久性がある」

三菱のものも同じように5年経過後8割程度,10年で70パーセントを一つの目安としているようです。

「リース販売した車両やタクシーなどから2次利用できるバッテリーの供給が増えていく」

2010年にリースを始めたものは2015年に充電池の交換となるのでしょうか。

くまさんの電気自動車i-MiEV(アイミーブ)

1Km走るのに約1.03円という過去最高!5月を上回る!!

ガソリンに換算して、リッター当たり125円とすると121.36km/リッター

冷暖房をほとんど使わない季節にはやはり電費は伸びますね(^O^)

ECOカーアジア

オート三輪みたいな「上物」を被せるべきだと考えます。

 筆者によると全幅1070mmなら「都内の需要は多い」とのことです。車にあわせたすみ分けは大切な要素でしょう。

RBB TODAY
EVは普及するにつれ「電気を貯蔵する機能を持ち、必要なところに必要なだけ供給することができる次世代送電網、スマートグリッド」と大きく関わっていくことになるという点は間違いないでしょうが,記事の中にはいろいろと引っかかる部分もあります。

EVの普及が進めば、世の中の電力の1割はEVが食うようになって、たちまち電力不足に陥ってしまうでしょう。いかに効率的に充電するかということを考えていかなければ、EVが増えることで社会に迷惑をかけてしまう

ここでは「EVの普及が進めば」と普及台数を曖昧にしていますが,日本EVクラブ代表の舘内さんによると、「すべ ての自家用乗用車をEVに転換しても、充電に使う電気の量は全発電量の2.5%程度」とされています。現状ではEVとガソリン車とは目的に応じたすみ分けが現実的ですが,仮にすべての自家用乗用車がEVになったとしても「電力不足」に陥るというのは短絡的すぎるでしょう。ガソリンを発電所で燃やしているわけではありませんが,EV分の燃料が浮くわけですからそれを発電に回すことはできますし,EVはソーラーなど様々な発電機から作られた電気で走ることができます。

原子力自動車に至っては23世紀くらいにならねば無理かもしれない

3.11の後に書かれた原稿のはずですが人が乗る車の安全性を考えれば,まだ「原子力自動車」というような言葉が出てくるとは驚きです。

光岡自動車

雷駆-T3 実走行モニター試験 募集要項
 車輌台数 光岡自動車:4台、 ユアサM&B:2台 合計 6台を予定
 受付開始日 平成 23年 7月 8日(金)
 モニター開始日 平成 23年 9月から開始予定
 モニター期間 最長1ヶ月間程度を予定
 貸与料金 無償提供
 応募条件 走行記録とアンケートにご協力いただける法人様(当社基準にて選考)

写真を見た限りでは,限定された構内での運用が中心となりそうだと思いましたが,7月7日のワールドビジネスサテライトでの光岡自動車社長のお話では今後屋根が付くそうですし,改良を進められるそうですから今後が楽しみです。

ユアサM&B

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