2010/11

日経トレンディネット

考えうる購入層は、クルマを複数所有していて、そのうちの1台はEVという家庭。しかも、近距離の移動がメインとなるのは都心部だが、都心で2台のクルマを維持できる人はそう多くないだろう

購入層の部分は間違いないが,「近距離の移動がメインとなるのは都心部」という前提がちょっと違う。田舎では所有する車すべてが遠距離を走ると考えるのは,田舎を知らない人だからかもしれません。

日経ビジネス オンライン

EVの効率はどんなダメEVでも90%以上はある。もちろん利点である。しかし、暖房に関する限り、これが欠点に変わる

文中では「4点式ベルトをヒータつきベストに」と提案されていますが,現状では,ダウンを着込んでということになるでしょうか。

JCASTニュース

105kmとした。これにより車両価格は「他社がすでに発表しているEVよりも安くなる」・・・トヨタが発信した「EV販売参入」のメッセージは、一般消費者以上に系列ディーラーを含むトヨタグループ内に向けられている

電池が価格を決めている現状からすれば安くなるのは当然のことです。

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版

トヨタの小型EV戦略が、一番大きな成果を挙げると思われる。何故なら、それは中国で急速に進行する、EVの「小型化」「商用化」とマッチするから

中国の小型EVがそうであるように,安価であれば軽四サイズよりもさらに小型で、二人乗りでも売れるのではと思われます。もちろん日本では2台目という条件が付きますが。
Commuter Cars - The Tango
「小型EVは二輪車より安全」と文中にありますが,約1年前に見たNHK特集「自動車革命」に出ていた中国製の小型EVはお世辞にも「安全」とは言えませんでした。

ダイアモンド・オンライン

2つをどうしていくのか?2車の台数(振り分け)をどうしていくのか?ZEV(ゼロエミッションヴィークル)への対応はどうするのかは、まだ社内で議論が始まったばかり。ただ、『RAV4 EV』は多分、北米だけ

「2つ」である『iQ EV』と『RAV4 EV』のすみ分けは難しそうです。ハイブリッドを進めると言いながら,もしもEVに可能性が出てきたときの保険のために『iQ EV』プロジェクトを進めてきたにもかかわらず,降ってわいたような『RAV4 EV』のために混乱しているところがあるのかもしれません。

ホンダは事実上、後発での電気自動車正式参入表明。しかも技術面での不確定要素が多く、「技術がウリのホンダ」として明言出来る部分が少ない

特にリチウムイオン二次電池をどこから調達するかがはっきりとしていないところが問題のようです。トヨタやホンダといったところの予想を超えて,EV化の流れが大きくなっているということのようです。

電気で楽しむクルマ生活」(トヨタ)

オートックワン

フィットEVの開発も進められており、年末にはプロトタイプの実験が開始、さらに2012年に市販化を目指しているとのこと

以前あったコンセプトカーのような軽自動車タイプ(EV-N)は出さないのでしょうか。

ロサンゼルスモーターショー2010 画像ギャラリー vol.1 (トヨタ RAV4 EV)

オートックワン

カリフォルニア州内での販売台数トップ6の企業(トヨタ、ホンダ、GM、フォード、日産、クライスラー)は、電気自動車または燃料電池車による「完全な電気自動車」、または「簡易的な電気自動車」であるプラグインハイブリッド車の販売台数の義務付けがある

それで国沢光宏さんの「電気自動車続々」では三菱自動車を取り上げていないのかな。

レスポンス

北米でのプライスは、3万2780ドル(約273万円)から。政府からの補助を最大限に使える場合は、2万5280ドル(約211万円)で購入可能。補助金なしで378万円、補助金を受け取ると299万円からとなる日本に比べて安く購入できるのがうらやましい

「うらやましい」ではなくて,日本で作っている車がアメリカでの販売の方が100万円も安いのは「おかしい」と書くべきでしょう。

国沢光宏

いずれにしろ2012年時点で安価かつ安定した性能持つ電池を生産できるメーカーは3社のみ(日産NEC。サンヨー。LGケム)。希望を込めてGSユアサ が加わる程度

すでに実車を発売し,今回アメリカ版も出してきた三菱自動車iMiEV(GSユアサ の電池使用)の記述がないのはどうしてでしょう?トヨタなどの規模はありませんが。

iQのように室内キャパシティの少ない都市型のクルマでなく、タントのような広いクルマをベースとした軽自動車もニーズこそ大きいかと

軽自動車クラスで安価な電気自動車を作れば,一家に複数台所有する田舎では売れると思います。この点で,SIM-Driveにも期待しています。

パーク24

さいたま市内の時間貸駐車場「タイムズ」4カ所に電気自動車の簡易充電設備(200V)を設置し、電気自動車の充電サービスを無償で提供

タイムズ浦和美園

タイムズ東大宮第5

タイムズ大宮桜木町第4

タイムズ東浦和


NHK

「電気自動車は当面は短距離の利用が現実的で、急速には普及しないと思っているが、最終的にはお客様が決めることなのであらゆる選択肢を考えて開発を進めていきたい」

あらゆる選択肢を想定した車作りをおこなうことができるというのは,トヨタのすごいところです。

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