2016年4月にわが家にやってきたミニキャブミーブ・トラックですが、普段乗りはもちろん、耕運機の運搬や電動草刈り機の元電源として活躍してきました。雪が積もるようになり、今はミニ除雪車の運搬もこの電トラでしていますが、冬になって思わぬメリットに気づきました。 
それは暖房です。
電気自動車の大きな欠点に暖房使用時に走行距離が短くなることが上げられますが、電トラも例外ではありません。一充電時の走行テストで112.9km走った電トラですが、暖房を入れたとたん、みるみる間に走行可能距離の表示が小さくなっていきます。ガソリン車のようにエンジンの廃熱を利用することができず、走行に使うはずの電気を温風に換えてしまう電気自動車にとって、これは仕方のないことですが、車内空間の狭い軽トラは、思った以上に早く暖まりました。ですから、暖まったところで暖房を切り、電池の節約をはかることもできました。
フロントガラスが斜めのアイミーブとフロントガラスが立ち上がっている電トラとは比較にならないでしょうが、両車の車内空間を比べると、電トラは半分以下でしょうか。少し考えれば当たり前のことですが、空間が狭ければ暖まり方も効率が良くなります。
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 ミニキャブミーブには、運転席と荷物室とを隔てる「エアセパレーター」というオプションがあるようですが、アイミーブにもそんなものを自作すれば、車内の熱効率は良くなり、冬場の走行距離を延ばすことができそうです。