小水力発電を農業利用 電動トラクター試作(2016/12/10)
京都府福知山市の「七つの里づくり協議会」が、再生可能エネルギーである小水力発電で作動するトラクターを、企業(EVジャパン)と共同開発していると報じています。
小水力発電は、水量が豊かであれば24時間安定した発電が可能ですし、太陽光発電と比べれば出力変動が少なく安定しています。また、走行中はCO2を排出しない電気自動車でも、火力発電所ではCO2を出していると言われてしまいますが、水力発電所の電気であれば、そう言われることもありません。
国内には、「小水力発電に向く未開発適地が1330万kW分も残されている(原子力発電所13基分)」という指摘もありますから、現在は高い発電コストと水利権の問題が解決されれば、開発が進むことが期待できます。
さらに、全国に全長 40 万 km にも及ぶ農業用水路と電動化された農業機械とが結び付けば、エネルギーの地産地消が可能となります。農機具と電動車とは案外相性が良いかもしれません。少なくとも農業者に関心が高いことは間違いなく、私が電トラに乗っていると必ず「軽トラの電気自動車があるんだ」と聞かれますから。