英大学と英ベンチャー、電気2重層キャパシターの容量密度を100倍に(2016/12/08)
イギリスの大学などは、高密度のキャパシター(記事に記載:コンデンサーとLiイオン2次電池(LIB)の中間的な特性をもち、高出力密度・充放電サイクルでの劣化がほとんどない)をつくることができる電解質材料を開発したと伝えています。
これにより高性能キャパシターが実現し、電気自動車に採用されると、航続距離はガソリン車並の600km以上、1回の満充電にかかる時間は2~3分になるそうです。
また、電池の進化の話題ですが、リチウムイオン電池の進化(2016/12/01)にも書いたように、実物が量産されることが重要ですから、少しでも早く製品化されることを願っています。電気自動車のデメリットといわれている走行距離と充電時間の2つの問題を解決してくれる電池なのですから。
リチウムイオン電池の進化(2016/12/01)に書いた安永(pdf)は、電気自動車を2020年までに量産し販売するというトヨタとの取引があって株価が一時急騰しました。こんなところにも進化した電池の製品化が期待されていますが、案外今回のトヨタの電気自動車市場への参戦は、次世代電池採用へのメドがついたからかもしれません。
これから先は 充電の時代よ♪(2016/11/08)
イギリスの大学などは、高密度のキャパシター(記事に記載:コンデンサーとLiイオン2次電池(LIB)の中間的な特性をもち、高出力密度・充放電サイクルでの劣化がほとんどない)をつくることができる電解質材料を開発したと伝えています。
これにより高性能キャパシターが実現し、電気自動車に採用されると、航続距離はガソリン車並の600km以上、1回の満充電にかかる時間は2~3分になるそうです。
また、電池の進化の話題ですが、リチウムイオン電池の進化(2016/12/01)にも書いたように、実物が量産されることが重要ですから、少しでも早く製品化されることを願っています。電気自動車のデメリットといわれている走行距離と充電時間の2つの問題を解決してくれる電池なのですから。
リチウムイオン電池の進化(2016/12/01)に書いた安永(pdf)は、電気自動車を2020年までに量産し販売するというトヨタとの取引があって株価が一時急騰しました。こんなところにも進化した電池の製品化が期待されていますが、案外今回のトヨタの電気自動車市場への参戦は、次世代電池採用へのメドがついたからかもしれません。
これから先は 充電の時代よ♪(2016/11/08)
コメント
コメント一覧 (2)
リチウムイオン電池は、優れた性能を持っていますが、欠点もあり、それを補うのがキャパシタでしょう。
化学変化のイオン電池に対してキャパシタは、物理的な静電効果で蓄電するので,、充電時間は瞬時と言っても良い。内部抵抗も少なく、熱にも出ず、軽量で耐久性もある。ただ、エネルギー密度が低いので単独では、駆動エネルギーを取り出せるかどうか。
そこでリチウムイオン電池の苦手な、瞬間充電、微弱電流のの回生による効率化、短時間の高出力補充など、今の電気自動車の駆動システムにおける欠点を補うにはもってこいの機器なので、この二つの組み合わせによる、ハイアベレージな電気自動車の開発に期待できそうですね。
(Webマスター:公開が遅れましてすみません。
お書きのように2つを組み合わせることができないのでしょうかね。単純な話ではないのでしょうが)
でも、これはまだ実験室での試作もしていない様でして、「可能性」の段階
ではないでしょうか?
過去の試作の済んだ「開発」発表の一部でも実用化されていれば、EVは
もっと大発展しているわけでして・・・
それと、「キャパシタなら充電が数秒で完了する」などといった記事を時々
目にしますが、(400km程度の航続距離に要する)50kWhもの電力をどう
やって短時間に移動させるのでしょう?
(6分としてもNi販売店にある充電器の10倍以上ですよね)
(Webマスター:公開が遅れましてすみません。
電池の話は打ち上げ花火のごとく聞いてきましたから、実用化に至るかがカギなのでしょう。期待は膨らみますが^_^;)
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