リンク: 三菱自、EV充電拠点の検索アプリ  :日本経済新聞.(2016/11/28)

三菱自動車は、充電器がある場所をスマートフォンで検索できるアプリを2017年度にも提供すると報じています。
今でも充電スポットを簡単に検索できるアプリは以下のようにあります。
検索できるアプリ: 

記事には、「最新の拠点情報が自動で更新」とありますが、アプリでも日々更新されていますし、「EVの普及には充電の利便性がカギ」と書いてもいますが、すでにiOSやアンドロイドOSに対応したアプリが存在するということはそれだけ需要があるということですから、何を今さら?という感じです。ただし、「車のナビゲーション機器と連動」「アンドロイドオートに対応」 と書いていますから、そこは新たな取り組みなのかもしれません。(ところが、カーナビをつける必要がないくらい、アプリは進化していますが)

「電動車両の普及」に結びつけるためには、何よりも電気自動車そのものを魅力あるものに、買いたくなるものに仕上げる必要があると思うのですが、Blog|EVオーナーが語る現実派サイト|EVオーナーズクラブ.(2016/11/26)の情報によると、アイミーブはマイナーチェンジされて17型として出てくるそうです。その価格が?で、Xグレード(16kWh)は旧15型の2,628,000円(税抜)から値上がりして265万円だそうですし、国の補助金を引いても2,474,000円だそうです。

 ちなみに、日産リーフS(24kWh)は、補助金が出た後で2,332,000円ですから、3ナンバーの車が軽よりも安という状態になっています。いくら使い勝手が良い軽自動車とはいえ、いくら生産台数が一月に一桁というとても量産車とはいえない状態であっても、消費者はまず価格に注目が行くのですから、その価格設定に?です。(それでもマイナーチェンジするのは、次の軽電気自動車が控えていると期待はしています)

トヨタや日産でも無理?若者向けに安くて楽しいクルマは作れないのか 【オートックワン】.(2016/11/25)の記事の中には、「現在よくいわれる“若者のクルマ離れ”は、“若者のクルマ購入離れ”である」とありました。求める価値は多様化していますから、だれにも受け入れられる「車」は難しいでしょうが、「若者が購入したいと思えるクルマ」の一つに入れるような「電気自動車」を期待しています。
案外、パナソニックの電気自動車(2016/11/29)あたりで「購入」ではない「シェア」というところに答えがあるのかもしれません。

i-MiEV(17型)の発表日、および価格について (2016/12/04)