新型プリウスPHVが問う今後の充電環境.(2016/07/12)に「販売する責任としてトヨタは、予約状況や生産計画通り進めることになりそうな場合は、いち早く営業所や関連施設への急速充電器設置を進めてほしいものです」と書きましたが、発売まで3ヶ月あまりに迫る中、どのような対応になっているか、「PHV・EV 200V」の看板をあげている近くのトヨタディーラーへ行って聞いてきました。

答えは、急速充電器設置について何にもトヨタからは聞いていないということでした。

トヨタのことですから動き出したら早いのでしょうが、全国にはトヨタ関連の店舗は約5,800あるそうですから、今からでも動き出さないと急速充電器が設置できたとしても、新型プリウスPHV発売時に各県一店舗というぐらいかもしれません。

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この店舗に設置されていた充電器は、上のようにトヨタ自動織機の普通充電器でした。利用は営業時間内で、トヨタのPHV Drive Support会員のみが充電できるというものです。実質、現行の「プリウスPHV」のみ充電することができ、他社のPHEVや電気自動車への開放は今のところなされていません。

しかし、窓に貼られたシールをよく見ると「PHV・EV 200V」とありました。トヨタは「プリウスPHV」だけを販売しており、電気自動車(EV)はラインナップにないにもかかわらず、なぜか「EV」が含まれています。将来は他社との相互利用を考えて、電気自動車も入れているのかもしれません。