リンク: 「自動運転」で死亡事故 テスラ車が発した警告 :日本経済新聞.(2016/07/01)
テスラ(Tesla Motors)は、5月7日のフロリダ州高速道路上で「モデル S」が自動運転走行中に死亡事故をおこし、高速道路交通安全局が調査を始めると明らかにしたと伝えています。
テスラの自動運転モードは補助的なものだから、テスラは運転者が常にハンドルを握り、いつでも自動運転から手動に切り替えられるようしておくよう求めているそうです。テスラとしては、完全な自動運転ではなく、万が一の場合の責任は運転手にあるとしたいのでしょうが、人間は楽な方法を知ってしまうと、なかなか常にハンドルを握って、ということは難しいことでしょう。
電気自動車では、充電のノウハウを伝えるだけでも難しいのですから、最先端技術の「自動運転」の使い方を説明していくことは、さらに難しいでしょう。
(加筆)
以下の2つとも「運転支援システム」であって、「自動運転」ではないという記事です。
リンク: テスラEVで死亡事故、識者に聞く---「これは運転支援システムである」 - 日経テクノロジーオンライン.(2016/07/02)
リンク: テスラEVで死亡事故、識者に聞く---「自動運転が起こしたという認識は間違い」 - 日経テクノロジーオンライン.(2016/07/02)
以前、乗せてもらったときには、後方の様子を映した映像がモニタに出ていましたから、前方にもカメラはあるでしょうし、それらがいわゆるドライブレコーダーの役割をしているとしたら、映像記録を解析すればブレーキがかからなかった原因を探ることができるのではないかと素人は思いました。
リンク: 電気自動車ニュース: 自動運転車で.(2016/06/01)
コメント
コメント一覧 (2)
「自制なきオンデマンドとテスラの事故」
<a href="http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1607/11/news047.html" rel="nofollow">http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1607/11/news047.html</a>
厳しい論調ですが、私の危惧を過激に表現していると
感じました。
"Cordia blog"では
「未来のクルマは自動運転車!?」
<a href="http://www.cordia.jp/blog/?p=1845" rel="nofollow">http://www.cordia.jp/blog/?p=1845</a>
に自動運転の難しさ、それ以上に安全に止める難しさ
が書かれています。
死亡に至らない別の事故でも調査されています。
今後が注目ですね。
(Webマスター:情報ありがとうございます。
『運転支援システム』の説明をディーラーがしっかりすることが求められますね。充電方法・マナーと同じように(^O^))
テスラのセンサーは単眼カメラとミリ波レーダーで、カメラは形状認識と車線認識、前方探査(障害物との距離など)はミリ波レーダーで行っていたと思います。
ハレーションにより、ミリ波レーダーが探査できないということはない思います。ブレーキ痕がなかったということは自動ブレーキすら作動しなかった。
記事にもあるように、運転補助機能にすぎないものを「自動運転」とうたうマーケティングは今後に禍根を残しそうです。
(Webマスター:続報が待たれますが、見にくかったとはいえ、ブレーキが作動しなかったのは理解できませんね。日本車でもスピードの制限はあるにしろ、ブレーキがきく自動車は増えてきましたから。情報ありがとうございます)
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