リンク: 和田憲一郎の電動化新時代!(21):自動車の“突然変異”に日系自動車メーカーはどう立ち向かえばいいのか (1/3) - MONOist(モノイスト).(2016/05/11)

欧米中で電動化に向けた動きが活発化している今は、自動車にとって大きな変革期にさしかかっており、自動車も変わらざるを得ない状況に追い込まれている。それにもかかわらず、日系自動車メーカーは動きが鈍いように思えるという記事です。

2017年末に発売予定のTesla Motors「Model 3」が話題を集め、一充電走行距離を200マイル(320km)以上にした電気自動車は、GMの「Bolt EV」が2016年末に発売フォードも開発中であることをあきらかにしています。また、ドイツや中国でも政策として普及させる後押しをしています。

【EV】中国のEV新車種は脅威か!? - GoGoEV.(2016/05/10)

【北京モーターショー16】観致汽車、新技術エンジンとEVコンセプトを公開 | レスポンス.(2016/05/09)

 中国 新しく購入する政府公用車の半数を電気自動車へ.(2016/05/08)

これに対して日産は、中国での電気自動車戦略を「低価格モデル投入を視野.(2016/05/10)」という方法で見直そうとしているようです。しかし、日本では、電池を30kWhに増やしたモデルの投入が「2016年の日本販売が好調、過去最高ペースを記録.(2016/05/02)」と販売を伸ばす要因となっているようで、価格よりは一充電走行距離を延ばした方が売り上げに結び付いているようです。

車としての性能はもちろんですが、以下の毎日新聞の記事のように電気自動車の静粛性がペットを乗せるのに適しているという意外な付加価値や、電力供給の安定化に寄与する家庭用蓄電手段として電気自動車が期待されるドイツの例などが、これからも増えていくことは、“突然変異”への伏線となりうるかもしれません。

EV:普及広まる 航続距離延長/バッテリー、家庭で活用 急速充電施設、6400基に増加 - 毎日新聞.(2016/05/10)

リンク: ドイツ、再生エネルギーによる発電量が一時的に総需要量の95%に到達 - BusinessNewsline.