昨年に引き続き、用事があって4月16日から17日にかけて滋賀県と山梨県(都留市)との往復約740kmを走ってきました。(三菱アイミーブ 10.5kWhのMグレード)
《往路》自宅→長浜IC→(北陸自動車道)→米原JCT→(名神)→小牧JCT→(中央道)→大月JCT→都留IC→都留→都留IC→(中央自動車道 富士吉田線)→御殿場
《復路》御殿場IC→(東名・新東名・名神)→関ヶ原IC→自宅
下記の前回と同じように高速道路は周りの状況に応じてオートクルーズを使って時速75〜85kmで走りました。また前回、行きの金曜日の昼間は充電渋滞なし、帰りは2度充電待ち(最悪の)がありましたが、今回は、早朝に出たにもかかわらず、行楽に行く車がある土曜日で、3回も充電待ちがありました。帰りは、日曜であったにもかかわらず、昼間で雨の中の走行であったからなのか、充電待ちはありませんでした。
- ロングドライブ レポート 往路編.(2015/04/19)
- ロングドライブ レポート 復路編.(2015/04/21)
また、充電器を利用するためのプログラム「三菱自動車 電動車両サポート」は、前回月額会費1500円のプレミアムプラン(当初は無料充電1000円分込)でしたが、今回は、プレミアムプランの無料充電分が500円になったことなどから、ベーシックプランに変更しており、高速道路上の充電器の利用料は、1分8円から12円になっています。
自宅を100パーセントで出た後、1回目は養老SAで充電です。ここはとばして尾張一宮PAでも十分可能だったのですが、前回以降にできた中央道・内津峠PAを初めて使ってみるために、一つ手前の養老SAで充電しました。Mグレードでも一つとばすことができるほど充電環境は充実してきています。
〈名神高速道路・養老SA〉
充電時間:7分(84円)
充電容量:3.2kWh
充電率:59%→86%
内津峠PAを選んだ理由にはもう一つあって、充電時間を短くすることができるからです。養老SAの充電器は40kW、尾張一宮PAは44kWですが、内津峠PAは50kWです。(他にも後からできた阿智PAなど中央道のPAのものは50kW)
ところが、ここに着いたのが6時半頃と早朝であったにもかかわらず、運悪くアウトランダーPHEVがタッチの差で充電を始めました。正確に書くと充電を始めようとしているところでした。その方は、充電器のセットになれておられなかったようで、見ていてもなかなか始まらないのでアドバイスしました。
先に書いたように内津峠PAは50kWですから、少しでも待ち時間は短くなるとふんでいましたが、充電器をのぞくと50Aしか出ていません。そう、アウトランダーPHEVは最高で50Aでしか受け入れないタイプでした。これでは最悪30分待ちかと半ばあきらめていましたが、待ち合わせていたお友達が来られたようで、25分待ちに短縮しました。2016年秋にはプリウスPHVの発売がひかえていますから、高速道路上の充電器は、ぜひとも1カ所2台設置にしていただきたいものです。
アイミーブMグレードでは規定通り125Aで充電が始まり、下のデータでもわかるように90パーセントを越えるまで入れても待ち時間の約半分のしかかかりませんでした。また、47キロ先の恵那峡SAまでだと90パーセントも入れる必要がなかったのですが、充電アプリのコメントにリーフでは恵那峡SAの次の阿智PAまで行くことができたと書いてあったのでMグレードでも可能かと、つい時間を使って欲張ってしまいました。
〈中央道・内津峠PA〉(25分待ち)
充電時間:13分(156円)
充電容量:7.2kWh
充電率:28.5%→90.5%
内津峠PAから恵那峡SAまでは約47キロほどですし、恵那峡SAから次の阿智PAまでは38キロほどですから、距離的にはMグレードでも可能ですが、この経路は登り坂が続きますから、電池の残り容量によっては途中で電欠の恐れがあります。また、途中には8.6kmもある恵那山トンネルがありますから、その中で止まるようなことがあってはたいへんです。そこで、充電率が半分を切った恵那峡SAで3回目の充電をしました。
今回は運が悪いことに、ここでも白のリーフが充電中でした。日産の充電カードは充電時間に関係なく定額制ですから、リーフのオーナーは充電制限の30分にこだわる方がいらっしゃいますが、この方は私のアイミーブを見て「この先でおかわりする」としばらくしてから代わっていただくことができました。お礼がわりといってはなんですが、「阿智PAは50kWですから、少しでも早くなりますよ」と情報を伝えました。これから家族でイチゴ狩りだとおっしゃっていたオーナーの方、ありがとうございました。(写真は、時間を節約するために止まっていたリーフの前に停止させ、そのまま充電を始めている様子)
当初は、次の阿智PAでも入れる予定でしたが、待ちついでに90パーセントを越えるまで入れ、トンネル後は下り坂が多いために阿智PAをパスする計画へと変更しました。
〈中央道・恵那峡SA〉(18分待ち)
充電時間:11分(132円)
充電容量:5.53kWh
充電率:45%→92%
充電待ちが続くということは、電気自動車が増えてきているともいえますからうれしいことなのですが、いざ自分のこととなると閉口してしまいます。4回目の駒ヶ岳SAにはシルバーのリーフが止まっていました。
都留市までの所要時間と会議の開始時間を考えると、ここでの30分待ちは致命的なところでしたが、幸いにも6分ですみ、私の次にも赤いリーフが入ってきましたが、80パーセントを越えていたので、すぐに譲りました。
〈中央道・駒ヶ岳SA〉(6分待ち)
充電時間:17分(204円)
充電容量:7.1kWh
充電率:11%→81%
5回目の諏訪湖SA以降は、充電待ちをすることなく、順調に走ることができました。
〈中央道・諏訪湖SA〉
充電時間:11分(132円)
充電容量:5.15kWh
充電率:34.5%→80%
諏訪湖SAの次は、都留市までの距離を考えると双葉SAの方が良かったのですが、前回の走行後に設置された八ヶ岳PAへ6回目の充電に寄りました。この後も下り坂が続きますが、念のために90パーセント越えまで充電し、約80キロ先の目的地、山梨県都留市に着いたときには、充電率は23パーセントとなっていました。
〈中央道・八ヶ岳PA〉
充電時間:19分(228円)
充電容量:5.5kWh
充電率:43%→91%
所用をすませた後、宿泊先の御殿場へ向かうために、この日7回目の充電に都留市役所に寄りました。ここは、下記のリンク先にあるように、写真奥にある水力発電を利用した充電器で、24時間無料で開放されています。
電気自動車ニュース: 小水力市民発電所と連動した急速充電器.(2015/04/03)
〈都留市役所〉
充電時間:18分(0円)
充電容量:(不明)
充電率:22%→95%
都留ICから中央自動車道 富士吉田線を経て「ホテルルートイン御殿場」へ向かいました。この日8回目の充電は、明日の帰り道に備えてホテルの200Vで100パーセントにしました。
ここには、2基の普通充電器がありますが、1基は接続されていないにもかかわらず、スマホの充電器アプリには充電されているような表示になっていました。
〈ホテルルートイン御殿場〉200V
充電時間:145分(203円)1.4円/分
充電容量:(不明)
充電率:50%→100%
コメント
コメント一覧 (3)
PHVには”急ぐから代わって”で良いですが、EVにはそうはいきません。
恵那峡が東海環状道との合流もあり、使えないので、内津峠→阿智→諏訪湖と一つ飛ばししか仕方がないですね。
次回は、反時計回りもご検討ください。
富士宮の日産さん(でも良いですよね)から直で行けるかと思います。
(Webマスター:内津峠→阿智はMグレードでは無理そうでした。内津峠で100パーセント入れても無理ではないでしょうか^_^;
次回は反時計回りですね(^O^))
(Webマスター:そういう場合もありますね。
誰も次ぎに待っている人がいなければ、誰もが必要な量、十分充電するのでしょうが、待ち人があれば、譲り合うルールができるとよいですね(^O^)ならんでいる列に入れてもらった後に、後続車へ向けてハザードランプをつけるように)
休憩したくない(急いでいる)場合は、リーフでも10分~15分で切り上げる方達は沢山居ますし、アウトランダーであれば最初から繋がないでしょう。
というわけで、30分間繋ぎっぱなしに出来てしまうシステムが良くないのかなと考えています。
最大時間を15分に設定変更して欲しいと願っています。
(Webマスター:そうですね。また、「30分で80パーセント」というフレーズが刷り込まれていますから、「30分休まなければ」という方もなかにはいそうです^_^;
15分とは言わないまでも20分には縮めてほしいですね(^O^))
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