リンク: 初詣は電気バスで 東近江市が3日に実証運行:滋賀:中日新聞(CHUNICHI Web).

滋賀県東近江市は1月3日の午前十時~午後四時の間に、近江鉄道太郎坊宮駅から太郎坊宮までの約一・五キロで電気バス(運転手を含めて十人乗り)を実証運行すると伝えています。

トルクの大きい電気自動車は坂道も力強く上っていきますから、高低差の大きいところで足腰の弱い方を乗せるのに適した乗り物だといえるでしょう。

また、このような機会を持つことによって、電気自動車に始めて乗るであろう人が増えることは、電気自動車を知る一つのきっかけとなるでしょう。

ただし、3日だけの運行だそうですから私の試乗は難しいですが、心配することは以下の3点です。

  1. 電池切れ
  2. 寒さ対策
  3. 乗車人数
事前に何度も試験運行はされているのでしょうが、始発から終点までの高低差は77.4メートル、車でおよそ10分間の距離だそうですし、初詣のこの時期には毎回最大定員の10人が乗り込むでしょうからその重さも相まって、登りの電気消費量は相当多いでしょう。電気自動車であれば降りはその分回生充電できるかもしれませんが、この電気バスでそれが可能であるか調べましたが、わかりませんでした。(記事の写真から、この電気バスは、以下の電気乗合自動車 EMU(エミュー)だと思われる)

リンク: 乗合電気自動車「EMU」試乗会 | レンズ株式会社.

レンズ社.のページによると100ボルトで約8時間充電して約40キロの走行性能だそうです。30分に1回の運行でも1日に12回往復するそうですから、全部で36キロと40キロ近くなります。記事には、「屋根に太陽光パネルがあり、走りながら充電できる」とあり、レンズ社.のページによると晴れた日の走行距離はさらに10~20キロ伸びるとありますし、停車中にもコンセントにつないで細切れに充電すれば、数値的には問題ないのでしょうが、記載のないところをみると急速充電はできないようですから、最終の16時には、電池切れの心配があります。

暖冬とはいえ、当日は1月3日です。レンズ社.が共同開発し実際に2012年から運行されている「でんき宇奈月プロジェクト実行委員会」でも2015年11月23日から翌春まで運休しています。窓やドアのない形状から、時速19キロとはいえ、晴れた日でも風があれば相当寒くなると予想されます。

電気乗合自動車 EMU(エミュー)

また、当日は正月3が日の1月3日です。1台に9人しか乗ることができませんし、運行は2台ですから、近江鉄道太郎坊宮駅での待ち時間が相当出てくるのではないでしょうか。

リンク: 1月3日(日)太郎坊宮にてEVバス実証運行を行います | 東近江市ホームページ.(2015/12/25)

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(画像:東近江市のサイトより)

リンク: 電気自動車ニュース: 富山の宇奈月温泉に電気乗り合い自動車導入.(2012/08/25)

電気バスは,車輪8輪,最高速度19キロ,車体サイズは普通車,10人乗り,バッテリーは交換可能