リンク: 電気自動車のスタンド 充電器増設が課題 NHKニュース.
急速充電スタンド数は、この1年間で倍増したが、ほとんどのスタンドでは充電ガンが1つしかなく、1カ所で複数設置ができるかが今後の課題だと、NHKニュースでは伝えていました。
充電渋滞の実状を伝え、今後、どこまで同じ場所での充電器を複数にできるかが電気自動車の普及に向けた新たな課題となっていることを、タイムリーに伝えています。
その多くが日本充電サービス(NCS)のシステム上で使用頻度を把握されているのですから、東名高速の海老名や足柄のように必要な場所へ複数配置する計画を立てることは難しくないでしょう。「高速道路利用実態調査」をふまえ、新年度の予算獲得を狙って流されたニュースかもしれません。
ただ、一部は映像にありませんがWeb上の文章には、あいかわらずあまり意味のない「短所」を取り上げています。
それでも平均で500キロ近く走行できるガソリン車には及ばず、手軽に、短時間で充電できる急速充電スタンドが欠かせません。自宅などに設置する普通充電の場合、200ボルトで5時間から11時間ほどかかります。これに対して急速充電だと30分程度で電池容量の80%まで充電することができます。
電気自動車を使ったことない人は、家には「200ボルト」なんて来てないぞ、「5時間から11時間ほど」もかかるのか!と思わず引いてしまうことを書いていますが、現在の家には、クーラーや食洗機も使うことができるように「200ボルト」は来ていますし、帰宅してから家を出るまで車は駐車場に8時間以上止まっていることが多いとすぐに気づく人は少ないでしょう。
また、車種や電池によりますが、以下のように電池残量が37パーセントから82パーセント(私が乗るアイミーブMグレードの電池容量の約半分の5.4kWh)入れるのに、9分しかかかっていません。継ぎ足し充電をすれば、「30分」は必要がない場合も多々あります。
電気自動車ニュース: 名神高速道路 菩提寺PA 急速充電器稼働.(2015/12/25)
気になる料金ですが、・・・高速道路のサービスエリアなどにある多くの急速充電スタンドでは1回当たり500円から1500円ぐらいの料金がかかります
月会費がかかりますが、三菱の電動車両サポート・プレミアム会員なら、先の9分間では、1分あたり8円で72円を支払っています。日産の場合は、3000円の月会費のみでその都度の料金はかかりません。
三菱の充電会員の場合、30分かけたとしても240円なのですから、1回あたりの最低料金も正確に伝えてほしいものです。(映像では250円からと表示されていた。ベーシック会員の場合は、1分あたり12円)
コメント
コメント一覧 (7)
仮に,家に200ボルトが来ていな場合ですが,これは,電力会社に申請すれば,基本的には電力会社の負担で電線を敷設してもらえるはずです。
関西方面と関東方面で多少扱いが違いまして,関東では,基本ブレーカーまでが電力会社の管轄と負担となっていまして,許容アンペア数の大小で基本料金も変わってきます。
電力会社に申請すると,こちらの希望に合わせたアンペア数の主幹ブレーカーを持ってきてくれまして,ユーザの側はその後に,漏電ブレーカー→子ブレーカーの順で配電してくことになります。
漏電ブレーカーと子ブレーカーはユーザーの所有になります。
一方関西方面の場合は,電灯Aという契約が主になりますが,これはあらかじめ60アンペアまでは自由に使えます。
それで,ユーザーの側で60アンペアの漏電ブレーカーを主幹ブレーカーとして設置すれば(もちろん電気工事士の仕事ですが),特に電力会社に申請しなくてもそのまま使うことができます。(基本料金は60アンペアまでは同じ)
電力会社としては,引き込み線と電力メーターまでの管轄となります。
問題は自宅配線の部分ですが,ガレージの近くに配電盤があれば,比較的容易に200ボルトのコンセントを設置できます。
アマゾンやヤフオクで揃えると,EV専用の漏電ブレーカーが1000円~2000円,EV専用防水コンセントが3000円程,専用のスイッチが数千円程度,後は,数千円の配線材料と接続の為の金具類があれば十分かと思います。
もしも,容量を上げるための主幹漏電ブレーカーが必要な場合は1万円程度の出費がいるかもしれません。
(Webマスター:詳しい解説ありがとうございました。)
それにしても、200Vでの充電が5-11時間とはどんなEVなのでしょうか(笑)。Eddyさんと同じ電池を積む私のEVに関しては、家の深夜の充電用通電時間は4時間しか設定していませんが、これまで数年使ったなかで、満充電まで時間が足りなかったことはただの一度もありません。11時間については、例外的に巨大な電池を積むTeslaでしょうか。
(Webマスター:事例紹介ありがとうございます。
200Vで充電に11時間かかる電池を載せたEVが欲しいです(^O^))
それから、従量電灯は、責任分界点(ブレーカー)までの引込みは電力会社の負担だと思いますが?
(Webマスター:規制緩和に期待したいです^_^;
そうですね。電力量計(電気メーター)は電力会社の所有物ですから、そこから先が私費負担ですね。)
(Webマスター:以前のコメントdutchdul さんのにあったように50年前の家でも単層3線式で200ボルトは来ていたそうですから、実際の線を分電盤で確認していただいて、黒・白・赤の3線が来ていないか確かめてみてはいかがでしょうか。)
訂正させて頂きます。
白線は中性線でした。
ちなみに関西電力では関東とは異なり,基本的に60Aまでは,自由に容量アップが可能なんですね。
そのかわり主幹ブレーカーは家の所有者持ちということになるそうです。
親戚の家はナイフスイッチですから,100円也のヒューズのアンペアを上げるだけで,容量の問題もなさそうです。
親戚が私の勧めでリーフを買ったのですが,その家は50年前の家で,配電盤は種幹がナイフスイッチにヒューズというなかなかレトロな家です。
充電器を設置してもらおうと,電気に詳しい知り合いに相談したところ,この家は200ボルトが来てないので,費用が何十万円も掛かるとのご託宣だったとか。
そこで電力会社のOB(どんな仕事をされていたのかは知りませんが)に見てもらったら,やはり同じ見解でした。
それで,さすが50年も昔だとそういうこともあるのかなと思って,引き込み線や電力メーターや配電盤の写真を取って送ってもらいましたら,単層3線式でしっかり200ボルトは来ていました。
それで,ナイフスイッチのところから,赤白線を分岐すれば簡単に200ボルトのコンセントは設置できることが分かりかりました。
おまけに配電盤がガレージにありましたので,工事も一万円も掛からないでしょう。
電気のプロ?がどうしてそうい見立てをするのか不思議でしたが,恐らく200ボルトと言うと,即,動力と考える人が結構おられるのかなと思いました。
50年前の家でも単層3線式になっていますので,逆に200ボルトの来ていない家があるのかなと思ったものでした。
(Webマスター:体験に基づく貴重なお話ありがとうございます。
普段、コンセントで使う器具は100ボルトですから、私も最初200ボルトと聞いたとき、工事が手間なのではないかと思いました。お話のようにプロでも間違うのですから、一般の人にはピンと来ない200ボルトコンセントですね^_^;)
問題は遠距離ですが、いざユーザーになってみると実は航続距離自体は大きな問題ではなく、充電渋滞の方が障害となっていることに気がつきました。
今回NHKで、殆ど1箇所に1基しかないという課題と、その為に充電渋滞が起きているという問題を取り上げて貰った事は、大変嬉しく思います。
今後も設置が進むと良いですね。
(Webマスター:おっしゃる通りですね。乗ってみて、使ってみて分かることがあります(^O^))
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