リンク: ホンダ:八郷社長「FCV小型化成功…水素もエコに作る」 - 毎日新聞.(2015/12/03)

ホンダの八郷隆弘社長はインタビューに「20年には電気自動車の新型車も投入する」と答えたと伝えています。

カリフォルニア州のZEV規制(ゼロ・エミッション・ビークル)強化は2018年からですから、ヨーロッパの「排出量規制」とあわせて、電気自動車もプラグインハイブリッド車とともに市場に投入していく計画なのでしょう。

リンク: 電気自動車ニュース: ホンダも電動化へ.(2015/10/17)

ホンダは、2012年8月に「フィット EV」の国内リース販売を開始していましたが、現在そのフィットEVは生産を終了しています。2020年には「現在のEVを上回る性能にする」とのことですから、その仕様が今から楽しみです。

ただし、以下のNHKニュースでは「バッテリーの容量を増やし走行距離を大幅に伸ばす」とあります。現状でもTesla MotorsModel Xなどではバッテリーの容量を大幅に増やし、三菱のミーブや日産リーフよりも走行距離を延ばしているのですから、「バッテリー容量増大」方式にあまり新鮮味はありません。ぜひとも革新的なバッテリーを採用して異次元の走りをさせてほしいものです。

リンク: ホンダ 電気自動車2020年めどに本格参入 NHKニュース.(2015/12/04)

このニュースを見たときに、ああれがホンダEV発表の伏線だったのか、前兆だったのだろうと思い当たることがありました。それは、11月の以下のニュースリリースでした。

リンク: Honda | HondaとLIXIL住宅研究所が合同で<次世代レジリエンスホーム「家+X」Powered by Honda>を公開 〜Hondaのコージェネレーションユニットを標準装備した住宅が、来春初めて商品化へ〜.(2015/11/11)

次世代レジリエンスホームは、HondaがLIXIL住宅研究所と合同で、災害時にも暮らすことができ、エネルギーコストの最少化を目指すために、家庭用ガスエンジンコージェネレーションユニットなどとともに、電気自動車や燃料電池自動車とを結びつけた住宅です。電気自動車などは、内蔵した電気をV2Hを通じて住宅に供給することができるため、動く発電機としても機能します。

この発表のあとも様々なメディアでこのことを紹介していましたが、電気自動車に関することとはいえ、この電気自動車ニュースでは取り上げませんでした。なぜなら、最初に触れたようにホンダは現在、次世代レジリエンスホームの写真に収まっていたフィットEVを生産していないからです。販売していない電気自動車を前提に、共同開発とはいえそのような住宅を商品化することへの違和感があったからです。この住宅の発表では、「電気自動車」の言葉は使わずに「燃料電池自動車」だけでも良かったはずでした。

しかし、今回の発表を見ると、ホンダEVの開発が進んでいるからこそ「次世代レジリエンスホーム」内に「電気自動車」を位置づけたのではないかと考えられます。

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(画像:ホンダのサイトより)

何はともあれ、電気自動車を作るメーカーや車種が増えることは、ユーザーにとって望ましいことです。

また、ホンダからの発売に合わせて、ホンダの系列店にも急速充電器が今後整備されていくでしょうから、ホンダの参入はアイミーブやリーフに乗っている既存ユーザーにとっても朗報となるでしょう。