いまだに電気自動車の普及の課題は、「充電施設も十分に整っていないこと」と言われますが、確実に「充電施設」は整いつつあります。それを今日、実感したのが下の写真です。

ファミリーマート 近江八幡白王町店(滋賀県近江八幡市白王町1297)

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2014年6月10日に滋賀県で発表された「充電器設置予定リスト」に載っていた4店舗の中の1店がこの「近江八幡白王町店」です。

先日の「充電インフラの充実へ」(2014/10/29)で書いた滋賀県「木之本千田店」はまだ基礎工事の段階でしたが、ここ「近江八幡白王町店」はすでに急速充電器本体の据え付けも終わり、許可がおりるのを待つかのような状態でした。両店とも急速充電器の空白地域に立地していますから、その設置により「充電施設」の普及は着実に進みます。(あくまでもEVは、自宅200Vでの充電が基本ですが)

急速充電の機器は、TAKAOKA製のようです。シートの隙間から「TAKA」の字を読むことができました。定格出力10KWか20KWの「HFR1-20B4」でしょう。

滋賀県内でもこのような状態なのですから、全国のファミリーマートも各県のインフラ整備ビジョンに掲載され、設置が進んでいるかもしれません。

地方自治体等のビジョン検索(一般社団法人次世代自動車振興センター)

滋賀県の充電器追加情報(ファミリーマート500分の4)(2014/06/15)

ファミリーマート全国500店に急速充電器設置(2014/04/28)

 

こうして、コンビニで急速充電ができるようになると以下のリンク先とは違った意味で、コーヒーショップに「電気」を買いに行く時代にすでに入っているのかもしれません。

リンク: コーヒーショップに「電気」を買いに行く未来:日経ビジネスオンライン.(2014/10/31)

 

日産の見方「普及の環境も整いつつあり」

リンク: 日産、近距離の業務向けEV 欧州で先行、日本に逆輸入:朝日新聞デジタル.(2014/10/31)