2014年8月にi-MiEVは 51台しか売れていませんから、マイナーチェンジした15型i-MiEV ひっそりと登場(2014/10/04)などと失礼なことを書きましたが、三菱はまだまだ売る気があるようです。

円安でガソリンは価格がさらに上がると思っていましたが、需要の低迷のためか上がってきません。しかし、新しいCMでガソリン代と比べると圧倒的に安い電気代を強調してEVの維持コストの安さをアピールしていくようです。

i-MiEV 「家計簿篇」
YouTube: i-MiEV 「家計簿篇」(2014.10.10)

ところが、現場によっては熱意や知識がないようで、以下のブログには、下記のような記述がありました。1台売り損ねています。

リンク: [006] 三菱自動車販売に行って分かった、電気自動車を個人で購入する場合の問題点 自作 軽ワンボックスのキャンピングカーで 日本一周/ウェブリブログ.(2014.04.01)

ミニキャブミーブに搭載されている東芝のリチウムイオンバッテリーは数千回充放電を繰り返しても劣化しないとされていますが、営業の方のお話を聞くとやはり劣化するようでした。

「劣化する」「劣化しない」と2択であれば、電池は「劣化する」に決まっていますが、10.5kWhタイプの東芝の電池は、劣化する率が極めて低いようです。実際、私のi-MiEV Mグレードは、3年目の車検が済み走行距離は3万4000キロを超えていますが、燃費マネージャーで電費アップ(2014/10/07)に書いたように今でも平均電費は12.22km/kWhを示しています。(数字に間違いがあったので走行距離を修正しています)

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営業の方の話し方・意識にもよるのでしょうが、以下のようにとられてしまうのであれば、EVの販売数が伸びないのは仕方ないことなのかもしれません。

何より営業の方は、ミニキャブミーブをはじめアイミーブも積極的には売りたくないような感じも受けました。

その他、充電用コンセントも自宅に設置しなければなりませんが、標準工事費で54000円かかります。

ブロガーの住んでいる家は古いようですが、200Vがきていて知り合いの業者に頼めば、コンセントWK4322S(パナソニック)は3,500円(税抜き)ですから、もっと安く設置することは可能です。

その他にも「走行距離の少なさ」などもEVをあきらめた原因の一つとしてあげられていますが、ブログの書かれた4月からさらに進んでインフラは整いつつあります。

"100年後も生き残る"ことができる車は?(2014/07/12)

リンク: [007] ミニキャブミーブ生産中止廃盤、ブログタイトル変更、車中泊のベース車ハイゼットカーゴに決定 自作 軽ワンボックスのキャンピングカーで 日本一周/ウェブリブログ.(2014.04.03)

三菱自動車はミニキャブミーブの生産を昨年から停止しており、ミニキャブミーブは生産中止になり現在の在庫がなくなれば廃盤になるよう

ここまでくると社内での情報共有はどうなっているのかと思ってしまいますが、電気自動車に興味を持ってくださる方は、このブログやリンク先の個人ブログなどで情報を得ていただいて、三菱営業マンばかりでなく世間のEVへの誤解を解いてほしいと願うばかりです。