リンク: 三菱の電気自動車シリーズ、価格を改定…トラックはEV最安の実質148万円 | レスポンス.

15型のi-MiEV ひっそりと登場(2014/10/04)は少しフライングだったようで、10月9日が正式な発売日だったようです。同日にアイミーブを紹介したページ i-MiEV | 軽自動車 | カーラインアップ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN.でも一部改良を告知しています。店頭に置いてあったカタログから価格等を引用したわけですから大目に見てもらいましょう。

リンク: 電気自動車「MiEV(ミーブ)」シリーズ3車種を一部改良 安全機能を充実させ、車両本体価格を見直して発売.(2014.10.09)

他のメディアも含めて大幅な「価格見直し」と書いていますが、EVの元価格を引き下げるために国の補助金はこれからも年々が減っていくことが決まっていますので、今回の補助金減額に合わせてEV価格も下げてきたというだけのことです。ですから、補助金額以上に価格を低くしないと実質的に支払う額はあまり変わらないことになります。「15型のi-MiEV ひっそりと登場」に書いたようにMグレードで1万7840円安くなったにすぎません。

ミニキャブ-MiEV トラックは、以前の価格を控えていなかったために実質いくら下がったかわかりませんでしたが、検索してみると下がったどころか逆に支払い価格は上がっていました。(2012年12月26日発売当初 139万8000円→2014年10月9日 約148万円)

リンク: 愛称は「電トラ」:EVの本命は軽トラ!? 140万円で購入可能な「MINICAB-MiEV TRUCK」が発売 - MONOist(モノイスト).(2012.12.26)

ミニキャブ-MiEV トラックの販売数は、2014年8月に10台、2014年4月からの合計でも46台と、板金からすべて手作りしているかのようなEVですから、価格を下げたくても下げることができないのでしょう。

ミニキャブ-MiEV トラックは、魅力的なEVです。先日、森林ボランティアをしている関係で林業関係者の集まりに出ていましたが、私のi-MiEVに興味を持たれる方々が多数いらっしゃいました。発電機を準備することなく、i-MiEVのバッテリーから1500WのAC100Vを取り出すことができるからです。(メーカーオプションの急速充電機能装備車)

100Vを取り出すとなると、価格が約15万円もする「MiEV power BOX」を別に買わなくてはなりませんから、現時点では「MiEV power BOX」の値段もネックにはなっています。しかし、電気を取り出す需要が高まれば、アウトランダーPHEVには最初からコンセントが備え付けられていますから、2012年3月の発売当時から変わらない「MiEV power BOX」の価格や仕様はいずれ変わるかもしれませんし、オプションで100Vコンセント付きのミニキャブ-MiEV トラックも出るかもしれません。月に10台の販売数では、需要の高まりは望むべくもないでしょうが。(日産 e-NV200100Vコンセント付き

リンク: 負け癖が付いたジジイ(10月9日) | 自動車評論家 国沢光宏.

上記のリンク先に書かれているようにガソリン価格が高止まりしている今、ミニキャブ-MiEV トラックのベース車であるミニキャブ トラックとの価格差は約67万円でから(最も安価な「Mグレード」が税込806,760円)長く乗ればお得なEVです。ところが長く乗ればというところが課題で、近距離しか走らない軽トラで5万キロ走ることはまれかもしれません。また、維持コストが安いEVとはいえ、初期投資に安価なグレードの2倍近い金額を出すことできるかどうかは、ユーザーの意識・考え方によるでしょう。

この車をたくさん売るためには、その良さを身近なところ、いろいろな場所で見てもらうことが必要かもしれません。農業や林業、土木業など需要は十分にあると思うのですが、三菱としては積極的ではないようです。

リンク: 新型電気自動車を展示 下野・道の駅で日産|下野新聞「SOON」.(2014.10.10)