EVに乗っていて一番気になることは、あとどれくらいの距離を走ることができるのか、電池があとどれくらい残っているかです。一回の充電での走行距離がガソリン車に比べて短いEVにとって、あとどれくらい走るのかを表す電池の残量は重要なデータです。
ところが、私が乗る三菱i-MiEVにしてもその電池の残量を示すものは、上の左にあるように液晶の16あるメモリでしかありません。しかも、その一メモリはすべて同じ割合を示しているのではなく、最初は少し多めになっています。そんな「大ざっぱ」な情報に、EVに乗り始めた頃は、よく不安な気持ちになったものです。
そんな心配も、以下の燃費マネージャー「FCM-NX1」で解決しそうです。
「FCM-NX1」の接続は、i-MiEVの場合はハンドルの左下あたりにある故障診断コネクタに挿しこむだけです。表示に必要な情報は、そのコネクタから取得しているので、アクセサリによくありがちな配線作業は全く必要ありません。
画面にあるように接続後、215kmを走った平均電費は12.22km/kWhでした。以前にも書きましたが、アップダウンのある毎日の通勤経路でなかなか良い数字が出ていると思います。単純に計算すれば、i-MiEV Mグレードは10.5kWhですから「128.31km」も走ることができそうです。(※この時は、距離補正ができていなかったので、不正確です。訂正してお詫びします)
まだ、120km近くまで走ったことはありませんが、液晶のメモリの数ではなく「充電率」SOCも数字で表示されますから、最後まで走るとしても安心感は増しそうです。
これが定価29800円(税別)で買うことができるのですから、EVのメーターにこのような仕組みを採用しても良いのではと思うのは私だけではないでしょう。
コメント
コメント一覧 (2)
(Webマスター:デジタルで表示されるので、わかりやすいです。参考までに(^O^))
高低差のある道を120.5キロ走って電池残量5%でしたから、もう6キロは走れたと思います。
(Webマスター:蜜さん、コメントありがとうございます。caniOnもよさそうですね。
このような仕組みで電池の残量を数字で示してもらえると残りの走行可能距離はハッキリしますが、メーカーがつけなかったのは初期にはコストがかかったか、正確なパーセントが出せなかったのかもしれません)
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