リンク: 登別市が電気自動車を導入、充電器整備も進める :室蘭民報ニュース.
北海道 登別市は、「リーフ」1台と普通充電器1基を一般廃棄物処理施設・クリンクルセンターに導入したと報じています。
登別市は充電器の「空白地帯」解消に取り組むため、2014年12月に市役所本庁舎に急速充電器を1基を設置するそうなのですが、その表記がどうもおかしいことになっています。
(出力25キロワット、単相2線式、200ボルト)
市役所担当者からの説明をメモしたか、もらった資料を元に記事を書いたのでしょうが、急速充電器が200Vはないでしょう。「単相○線式」は東京電力の説明を引用すると以下のようになります。
「単相3線式」は、3本の電線のうち真ん中の中性線と上または下の電圧線を利用すれ ば100ボルト、中性線以外の上と下の電圧線を利用すれば200ボルトが利用できます。「単相2線式」は、電圧線と中性線の2本の線を利用するので、 100ボルトしか使用することができません。
想像するに、市役所の急速充電器は25キロワット(中速)のもので、さらに今月中に200ボルトの普通充電器も備えるそうですから、現在多くの家屋に来ている「単相3線式」を使えば200ボルトコンセントもすぐに設置できる、というような話を書いていく中で混同してしまったのでしょう。
今月中に「アイミーヴ」を導入するそうですから、販売減少に陥っている三菱にとって、このような動きは歓迎でしょう。
また、「今後は停電時にEVの電気を活用した対応を考えるなど、普及に努めたい」と話していたそうですから、LEAF to HomeやMiEV power BOXも設置・購入する予定があるのかもしれません。
コメント
コメント一覧 (1)
私も不思議に思ったので少し調べてみましたら,充電器メーカーのカタログにその様に書いてありました。
<a href="http://www.hasetec.co.jp/product/batterycharger/" rel="nofollow">http://www.hasetec.co.jp/product/batterycharger/</a>
カタログの25キロワット出力タイプの説明が,単相2線式200Vとなっています。
いわゆる中速充電器みたいですね。
この場合,電力会社からは単相3線配線で来て,使用するのは上下2線を使うわけですが,充電器としては2線しか使わないので,言われて見れば2線式で間違いないのかもしれません。
一方,本格的な急速充電器は,動力,つまり3線をフルに使っているということなのでしょう。
新潟の公共機関には,今,各地に急速充電器が設置されており,また,有り難いことに全て無料で使うことができます。
形式は色々とありまして,本格的な急速から中速,そして普通の200Vもあります。
中速充電器は,ちょっとカッタルイところはありますが,それでも,普通充電器よりははるかにマシで,実用的には問題ありません。
そして,充電コネクターが,形状はチャデモの大型のタイプになりますが,設置の仕方は200Vの形式と同じで,差し込むだけでセットでき,外す時は,レバーを押すだけなので,女性にも簡単にセットできます。
本格的な急速充電器は,コネクターのセットに幾つかの方式があり,物によっては,慣れないと随分手間取ることがあります。
高圧を扱うので,仕方がないのかもしれません。
(Webマスター:調べてみると街路灯などには単相2線式200Vがあるそうです。電気は難しいです^_^;)
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