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三菱の相川社長は、アウトランダーPHEVを購入した顧客には以下の3タイプがあったと述べています。
- ガソリンを使わずに走れるということに価値を見いだす人
- 加速がすごいのに静かで乗り味が未来的と感じる人
- 給電機能に注目する人
以上のような点は、i-MiEVでも同じ事が今でも十分にできています。にもかかわらず、PHEVは売れていて軽EVが売れていないということは、航続距離に漠然とした不安を持っているということでしょう。しかし、EV乗りならわかっていることですが、普段乗りでは自宅での充電がほとんどで、日々の運転で航続距離は問題になりません。何かというとインフラが整っていないと言われる急速充電器を使うことはまれです。
以前にも書きましたが、航続距離については、日本EVクラブ代表の舘内端さんの言葉、「EVを使ってみた側には航続距離はあまり問題にならない。これから使おうという人には大きな障壁になる」が当を得ています。軽EVの販売不振は、不安・情報不足が招いているとも言えます。
アウトランダーPHEVの「Let's PHEV! 1泊2日無料レンタルキャンペーン」のような無料レンタルを軽EVでも行ったり、走行距離に問題がなければ車検などの代車には軽EVを率先して貸し出したりするなどの仕掛けを、今からでもすることが重要ではないかと思います。
日産と三菱との合弁会社NMKVが作る次期軽EVのためにも、今からタネを蒔いておくことは必要ではないかと思います。
アウトランダーPHEVがきた!(2014/07/24)
リンク: EV・PHVを試乗体験、全国24の教習所でイベント開催 | レスポンス.(2014/08/15)
コメント
コメント一覧 (3)
1)の条件に合う車種としてPHEVが選ばれるのでしょう。
ガソリン高の今、EVを宣伝すれば良いと思うのですが、日産以外はあまり乗り気ではないようです。
3)EVは、素人でも走り方によって大きく走行距離が変わってくる自動車です。スピード違反は論外ですが、周りの車に迷惑さえかけなかったら、こんな走り方でこれくらいは走らせることができますよ、という実例を示すことは良いことだと私は思います。
4)私が使ったことのあるレンタカー屋さんでは、1日ですが車を預かってくれます。田舎だけかもしれませんが、駐車スペースがあれば止めることはできるかもしれません。
車性能、社会環境、利用者の3つ以外に、マスコミの思考が変わらないと、いつまでもEVはマイナスなイメージばかりが垂れ流されます。トヨタ・ホンダなど上得意のスポンサー企業のことを考えれば、マスコミの姿勢を変えることは難しいかもしれませんが。
1)車が一家に1台しか買えない状況(日本の普通の都会)では現在のEVの航続距離は短いのは残念ながら事実(盆暮れの帰省でしか長距離運転しないとしてもその時に安心して乗れないのは困る)。
2)一家で複数台買える前提なら、普段使いの車はEVの走行距離で十分なケースは多いはず。
1台しかない車ですべてのケースに対応できないといけない日本の環境(特に都会)=1)前提とせざるを得ないのが残念ながら現在の実情。
1)を満足させられる車はまだ当分出てこないとすれば
いかに、2)の環境では今のEVでも使えるということを
宣伝していくかにかかっていると思う。
<<おまけ>>
3)長距離走行記録は特殊条件だから一般人の一般道路での使用時の議論にはならない(サーキットで300km/hだせる車でも一般道では出したくても(法規制を除外しても)300km/hは出せないのと同じで、一般道でEVの仕様限界の航続距離を走ること自体が無理)
4)普段はEVに乗って必要な時はガソリン車をレンタルすればいいという議論は、今のレンタカーの仕組みでは
成り立たない。(レンタカー屋さんに車で行ったら車を預かってくれないのが普通(と認識している))
5)これもさんざん議論済ですが、集合住宅で自宅充電が簡単にできない環境ではEV買いたくても買えない。
車性能、社会環境、利用者の思考が3つとももう少し
変わる必要ありと思います。
(Webマスター:EVにはガソリン車の一部が移行するでしょうが、水素自動車はその自動車価格やインフラ整備の面からいって、なかなか受け皿にはなり得ないのではないかと私は思っています。ガソリン車、PHEV、EVの3つがすみ分けしながら、その割合がEVの方向へ変化していくと考えています(^O^))
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