リンク: 蓄電池や電気自動車を促進 茂木経産相が講演 - SankeiBiz(サンケイビズ).

茂木経済産業相は,大型蓄電池やEVの普及を促進していく考えを強調したと伝えています。

記事には書いていませんが,当日には日産リーフのオーナーズミーティングが関西大千里キャンパスで開催されていましたから,そこでの講演でしょう。

Nissan LEAF Owners’ Meeting in 大阪(2013/03/06)

このような発言は,ひいき目に見てしまいますが,「電池」は日本が世界をリードしている数少ない分野?ですから,推進していくことは重要でしょう。

最近何度か書いていますが,停電リスクに備えるためにもEVは有益だと思います。

10)EVの普及がすすめば原発が必要になる(2013/01/19)EVのデメリット

日産「e-NV200」のようなバンタイプのEVが発売されれば,人工呼吸器など停電が命にかかわる福祉分野でも,需要が大きく伸びるのではないかと思います。

EVを普段は限られた地域での送り迎えに使うデイサービスの車として使い,緊急時には非常用電源として使用するのです。EVであれば,通常は移動体として使うことができますから固定しておく必要はありませんし,非常用電源の燃料備蓄やオイル交換などの維持コストをゼロにすることができます。そして何よりも、非常時にはすぐに発電を始めることができるのですから,EVはリスク回避に有効ではないでしょうか。

静粛性とガソリン代が不要になるランニングコスト削減は,デイサービスなどの福祉分野でも重宝されることでしょう。