リンク: いくら夢や理想を語っても、充電スタンドをつくっても電気自動車は普及しない : アゴラ - ライブドアブログ.
プラグイン・ハイブリッド車にしても、電気自動車にしても、いまだにガソリン車やハイブリッド車との競争力を持っていない
このブログでは,EVでは「元を取る」ことが出来ないために「EVは普及しない」としています。
厳密にコストを比較することは難しいです。たとえば,以下のコスト比較をしたときよりも確実にガソリン価格は上がっていますが,近々電気代も値上げされるようです。いろいろな条件によって様々なデータが出てくるので,細かな比較は難しいですが,約1年半EVに乗った者としての実感では,「EV車は一見高額だが、その分を燃料代などで取り戻すことは難しくない。一般的なガソリン車はいうまでもなく次世代ガソリン車よりもEV車の方がコストを抑えることができる」といえます。
EV車とガソリン車とのコスト比較(2011/09/04)
約1年半,17000キロほどを走った時点でメンテナンスにかかった費用は,ワイパーゴムの交換とウインドウォッシャー液の補充だけでした。回生がよく働いているので,ブレーキを踏むことも少ないですし,タイヤの溝の減りもガソリン車に比べ少ないようです。
タイヤに優しいリーフ タイヤ長持ち(2012年12月 7日 (金))日々の彩りと日産リーフ 電気自動車 EV
「EVでは元を取ることは出来ない」という思い込みを払拭するアピールが必要だと思います。
このブログの中には,毎度おなじみの「燃料電池のほうがやがて本命になってくるのかも」というフレーズが出てきますが,「ガソリンスタンドが激減」という現実を取り上げながら,なぜ水素スタンドがそう簡単にはできないことに気づかないのかと思います。コメント欄にも同様の書き込みがあるところからしても,EVの本当の姿が伝わらないところにこそ,普及への課題があるのでしょう。
コメント
コメント一覧 (17)
>確かにインフラ整備はまだ足りていない部分がありますね
この部分は現在、事情が大きく様変わりしてきています。滋賀県のように急速充電機密度の小さい県でも、2013年5月12日に急速充電器20カ所だったものが、順調に増えると2014年中には急速充電器64カ所と3倍にもなります。その上、この整備により地図上の空白域もより小さくなる予定です。
全国的にインフラ整備は満たされつつあるというのが、この原稿を書いた時点との違いです。
詳しくは、「地方自治体等のビジョン」リストをご覧ください。
<a href="http://www.cev-pc.or.jp/hojo/hosei_vision.html" rel="nofollow">http://www.cev-pc.or.jp/hojo/hosei_vision.html</a>
しかし、満充電で100kmです。100km充電スタンドが見つからないということは考えられませんし「充電スタンド探すのが面倒」というのもおかしいです。なぜなら、ガソリンスタンドだってわざわざ足を運ばなければ給油ができません。
ガソリン価格は今後どんどん値上がりするかもしれません。まずは、オール電化住宅やマンションのカーシェア分野で普及していくと思います
>5年後には、近距離ほぼ固定用途用の小型EV、遠距離にはHVもしくはPHEVな世の中になっているんじゃないかなぁ。
このようなすみ分けになるのではないか,と私も思います。
近距離なら電池容量10kWhぐらいの安いEV,1家に1台しか選択肢がない方や集合住宅で充電コンセントを設置しにくい方,遠距離が多い方などにはHVやPHEVなどになるのではないでしょうか。
それまでの過渡期として,心理的な不安が解消されるまでは,大容量のEVも併売されるのではないかと思います。以前にも書きましたが,アウトランダーPHEVなどで距離50キロほどをエンジンの始動なしで走行できることが実体験できれば,「なんだ,自分の使い方ならEVでいいじゃん」と理解してもらえるのではないかと思います。まずは,アゴラのようなブロガーにこのことを書いてもらう宣伝が第一歩でしょうか(^O^)
いろいろな意見をいただくおかげで,私も勉強になっています(^O^)
公費を投じる急速充電器は,面での広がりを考えるとあえて空白地域にするという考え方もあると思います。私の住む田舎の地域がそうですが,半径20キロ圏内に急速充電器は1台もありません。需要がないからメーカーも設置しないのでしょうが,こういうところにこそ設置すれば観光で入ってくるEVには効果的であると思います。
充電の有料化は必要ですね。
充電器設置の今の問題は,設置後の維持費をどうやって生み出すかでしょう。本体が60万円で工事費100万円だとして,国の補助金が増えて設置者の負担が減ったとしても,月々の基本料がずーっと続くのですから設置後が維持が問題です。
<a href="http://blogos.com/outline/58162/" rel="nofollow">http://blogos.com/outline/58162/</a>
EVが300km時代になったら、ますます急速充電器の設置はいらなくなりませんか?
バッテリーが大容量になると、充電電力が、より大きくならないと、同時間で充電できなくなりますし。
5年後には、近距離ほぼ固定用途用の小型EV、遠距離にはHVもしくはPHEVな世の中になっているんじゃないかなぁ。
燃費がいい車に乗ると、ますます「給油」行為が面倒に思えてくるので、家庭で寝ている間に充電(給油)完了、という良さが、より受け入れられると思うのですが。
要は充電の際に少し料金をとって、その整備費用を長期的に回収していけばよいのではないでしょうか。ただ、辺鄙な場所ではなく、ちゃんと交通量の多い場所に設置してほしいです。公衆電話ボックスと同じように置けます。
今は充電器本体が60万円で売っていて、公道上に自動販売機として設置するなら工事費も100万円くらいです。鉄道とか空港、高速道路に比べると、インフラ整備費は桁違いに安いです。充電した分だけ石油の使用を減らせますから、税金支出は一見無駄なようで、国家レベルでは必ずしもそうは断言できないと思います。
今どきデジカメ画像に修正加えても詳細に分析すれば修正は見破れるのにお役所の石頭のお陰で年間数百万円をフィルム代と現像代に費やしてます。
同じようにエネルギー効率からもEVが絶対有利なのにいまだに内燃機関が今後も安泰だと考える石頭が多く、国が乗り出して急速充電整備する事態は明治維新に国営製鉄や国営鉄道から始まったことを彷彿せざるを得ません。
EVならではを打ち出せなければ、そもそもEVの意味がないです。トヨタの小型EVはいいですね。ああゆうのを、特定の用途で使うというのがいいんじゃないかな。
必要とされているところでは、EVはちゃんと普及しているんですよ。
バッテリーフォークリフトとか、試乗でのターレットとかね。
急速充電器の公的資金投入による設置には大反対です。
金の使い道間違ってます。
フィルムカメラからデジカメへの変化を、ガソリン車からEVへの変化と同列に考えるのは、馬鹿馬鹿しくて言葉もありません。
私はフィルムの時代から撮影業務をしていますので、書くと長くなるし。(笑)
ガソリン車とEVは、住み分けしてこそ、ですよ。
フィルムだって、まだ売ってますし、蒸気機関車だって走ってますからね。(どちらが少数派かというのか、自ずと)
(Webマスター:すみ分けるというのには私も同じ考えです。
私の今の使い方なら,EVで十分ですから(^O^))
わたくしも25万画素のカシオQV10買いました。
>>リーフは現在約358万円、3年後には252万円になります。
>私の理解では,新年度から252万円になります。
358万円は定価、252万円は補助金による実質価格です。
ランニングコスト計算ですが、電気自動車は元が取れません。絶対に。対ガソリン車と比較すれば、維持費が安価のように思えますが、いつも言うのですが、例えば、三菱アイミーブ。残価設定ローンによる5年後の価格は、366000円だったと思います。 車体本体260万円。補助金を使って、約200万円の車が、5年でその価値は約36万円。
トヨタHP内の「下取りシミレーション」によれば、例えば今から5年前2008年製、ワゴンRのFTターボ?149万円の車を今、85万円で下取るそうです。
対ワゴンR FTターボ比で、アイミーブMは購入時に約50万円高く、5年後、484000円も安い。合計で、約984000円も、アイミーブMは、余分にお金がかかっている訳で、
約100万弱のお金をランニングコストで回収するのは、至難の技です。
人気のある車は中古車(下取り)が高い。人気の無い車は、安いのは当然で、その絶対条件がある限り、電気自動車特にアイミーブが、同じ軽のガソリン車より、経済的メリットがあることは、絶対にありません。
あと、EVは近距離専用車とかシティコミューターとか言うけど、私のトヨタアクア、EV乗りのアクセルワークで運転すると、私は、往復4km以内であれば80%~、EV走行ができます。国道のバイパス。高速道路などでは、よくアイミーブ乗りの、くまさんをはじめ、私自身も巡航速度が80km/h以下でした。平均69km/あたりの速度だと思います。
私のトヨタアクア、モーターだけで69km/hで走行できることを確認しています。2~3キロ程度ですが。さらにガソリンエンジンを稼動させれば、航続距離が900km前後になります。
私が言いたいのは、私のトヨタアクアは、アイミーブとほぼ同じEVとしての使い勝手がある。70km/h弱でもEVとして走れる。事実。モーターだけで走行するのは、EVだけの特権じゃない。さらに、長距離もまったく問題なし。
で、アイミーブMとほぼ売価が同じ、リセールバリューはアイミーブの2~3倍の高値。
そうなると、不自由なEVをわざわざ高いお金を払ってまで乗る人は、いないと思います。EVに出来ることはHVでも出来る。でもHVに出来ることはEVはできないので。
私はトヨタアクアに乗って、よかったと思っています。
もう1台日産リーフもありますが、私も、EVの事実を知る人間として、EVは普及しないと思います。
(Webマスター:詳しいコメントありがとうございます。私の試算によると
<a href="http://evn.blog.eonet.jp/weblog/2011/09/ev-0152.html" rel="nofollow">http://evn.blog.eonet.jp/weblog/2011/09/ev-0152.html</a>
140万円ぐらいの車と5年でとんとんぐらいかもしれません。5年で50万円ぐらいの差を縮めることができるのですから,もう5年で・・・(^O^)
残価のことは考えていませんでした。おっしゃるように軽自動車は中古でも比較的高く売買されていますから,10年の車でも値段がつくかもしれませんね^_^;
しかし,コスト計算はご存じのように難しくて,この間にガソリン代は着実に上がっています。ところが,EVの方は5年後には電池性能が著しく下がっているかもしれません。
私の車歴?はぶつけられて廃車になった以外は毎回5年以上は乗っていますから,5年後からが勝負です。そうはいっても何も勝負する必要はなく,ガソリン車とEVがすみ分ければよいと思っています。
1台しか選択肢がなければ,今ならHVや PHEV がよいでしょう。私は幸いにも2台持ちということが出来るので,EVを楽しむことができています。
世の中に「絶対」ということはないと私は思っているので,これからもちまちまとコスト積算をしていこうと思っています。8年後にやっぱりガソリン車だったと思うか,なんとEVだったと思うかは,今から楽しみです(^O^))
価格は5万か6万もしたかと思いますが,30万画素程度だったと思います。それでも買ったのは,ホームページに載せる画像を撮るのには最適だったからです。
EVでもそうですが,日々の使い方がその能力に見合ったものなら,すすんで選ぶというのもありだと思います(^O^)
>リーフは現在約358万円、3年後には252万円になります。
私の理解では,新年度から252万円になります。
<a href="http://evn.blog.eonet.jp/weblog/2013/02/13-3fcc.html" rel="nofollow">http://evn.blog.eonet.jp/weblog/2013/02/13-3fcc.html</a>
これで普及に弾みがつくかな^_^;
リーフは現在約358万円、3年後には252万円になります。
<a href="http://biz-journal.jp/2013/02/post_1442.html" rel="nofollow">http://biz-journal.jp/2013/02/post_1442.html</a>
ディーゼル車やハイブリッドは3年後もほとんどコストダウンできません。EVがクルマの主流になるのはすぐです。デジカメのように。
急速充電器不足も課題ですね。特に県によってや地域によって片寄りがあるのは、大きな問題だと思っています。
8ヶ月で23,000kmは仕事ならではですね。
私は毎日往復30km弱で,毎月900kmほどの走行距離ですが,メリットは十分にあります(^O^)
山田高明と申します。
大西さんの記事のコメント欄から、こちらにたどり着きました。この記事に対しては私から反論する予定です。
たしかに、経済性に関していえば、トータルコストでクロスオーパーする日はすぐそこだと、私も思っています。
だから、問題はむしろ急速充電器不足だと思います。インフラさえ整えば、メーカーの新規参入さえありえると思います(ソニーやパナソニックも過去に表明してします)。
起爆剤になるでしょう。費用も比較的少なくてすみます。
燃料電池車に関しては、私は普及するとは思ってません。政府は水素スタンドを作るのに莫大な補助金を出す予定ですが、なぜそちらのほうには文句を言わないのか、不思議に思いました。充電器の整備のほうが全然安いのに。
ところで、このサイトはたいへんよくまとまっていますね。とても感心しました。
また時々こちらにうかがいたいと思います。それでは。
「なぜ日本はEVの普及を急ぐべきなのか(その4)――2020年、日本の新車の大半が“実質電気自動車”になる」
初代プリウスだって売れていない。
電気自動車のメリットが認知されるのはこれからでしょう。
(Webマスター:コメントありがとうございます。これからを願っています!)
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