リンク: 【テスラ モデルS 試乗】すべてが実用性につながっている | レスポンス.

EV普及の大きな壁となっている航続距離の問題を、テスラはいともたやすくクリアしたと伝えています。

負け惜しみでいうわけではありませんが,テスラの上級グレードでは電池容量は85kWhで最大500kmの走行を可能としています。ですから1kWhあたりどれくらいの距離を走るのかを計算すると,500÷85=5.88km/kWhとなります。(以下は全てJC08モード)

日産リーフは,228km÷24kWh=9.5km/kWh
三菱i-MiEV(G)は,180km÷16kWh=11.25km/kWh
三菱i-MiEV(M)は,120km÷10.5kWh=11.43km/kWh

ですから,リーフの場合は計算上(500km÷9.5km/kWh=)53kWhの電池を積めば500km走ることができます。つまり単純に電池をたくさん積めば長い距離を走ることができるのですから,車両価格が高くなってしまっても仕方ないと考えるなら,どの自動車メーカーでも「航続距離の問題を、いともたやすくクリア」できるのです。

ちなみに日本EVクラブ製作の「ミラEV」は,74kWhで1003.184km走っています。