リンク: EV充電、どの配置が快適?…学研都市で実験 : ニュース : 関西発 : YOMIURI ONLINE(読売新聞).

▽電池がどの程度減ると運転者は充電したくなるか
▽自宅外での充電にどの程度時間を割いているか
――などを分析。2市1町(153平方キロ)で充電装置をどう配置すれば、電池切れの心理的圧迫を受けずにEVを使えるかを検討

「実験」する意味は何んなのかと考えさせられてしまいます。上の2項目に限って言えばすでにEVに乗っている人たちには結論が出ていることです。例えば,「電池がどの程度減ると運転者は充電したくなるか」については,心理面なので個人差がありますが,EVに乗り始めた頃は半分に近づくにつれすぐにでも充電したくなるでしょう。しかし,運転に慣れるにつれ電池の減り具合と目的地までの距離感覚がわかるようになると,ゼロに近くなってもそれほどあせらなくなります。

また,「自宅外での充電にどの程度時間を割いているか」については,自宅での充電が基本でしょうが,自宅以外で充電するとなるとその大部分が急速充電器でしょうから,車種や電池容量で,自ずと充電時間は決まってきます。全国いろいろなところで様々な人たちがそのデータを取って公開していますから,それを引用すればよいだけです。例えば,私のi-MiEV Mグレードであれば,ほぼ残りの電気がなくなった時点から50kwタイプの充電器で95%までの充電して約17分間です。(153平方キロなら80%=14分でも十分でしょう)

急速充電はMグレードの利点?(2011/08/28)

2市1町(153平方キロ)内で充電装置は碁盤の目のように分散配置すれば、検討する以前にすむことで,あとはショッピングセンターなど台数が集まりやすいところには充電待ちの解消のために複数台準備すればよいでしょう。

この記事だけでは詳しい検討内容はわかりませんが,税金の無駄使いと言われないような「実験」をしてほしいものです。