リンク: 【MAZDA】マツダ、電気自動車「デミオEV」のリース販売を10月から開始|ニュースリリース.

デミオEVのリチウムイオン電池の容量は20kWhながら,24kWhを積むリーフと同じ200kmの航続距離だと発表しています。走行効率はよいですが,80パーセント充電にまでにかかる時間は,リーフの30分なのに対してデミオEVは40分としています。急速充電が遅いのは,テスラと同じようなパソコン用の汎用電池18650タイプを使っているからかもしれません。

価格は357万7千円ですが,国からの補助金が95万円出ますから262万7000円が販売価格となります。リーフは安い方のXグレードでも約298万円ですし,i-MiEV Gグレードは284万円ですから,リース販売のみという制限はありますが,個人でも買うことができる選択肢が増えたことになります。

魅力的な価格にもかかわらずニュースリリースには「中国地方の地方自治体や法人顧客を中心に、合計約100台を販売する予定」とあります。販売に積極的でないのは,電池に汎用電池18650タイプを使っているそうなので,長期に渡る実走行データを持っていないからかもしれません。