今日は「i-MiEV Mグレード」の急速充電を試してみました。場所は滋賀県彦根市の日産プリンス滋賀 彦根店です。
急速充電器での充電時間を確認するという目的もあったために,できるだけ電気を使いきって充電に望みたかったので,日産プリンス滋賀 彦根店には十分にとどく距離とわかっていても残りの「航続可能距離表示」が10kmに近づいてくると思わずクーラーを切って走ってしまいました。そこで最後バッテリー残量計は0目盛となりましたが,「航続可能距離表示」は以下のように10kmと表示されていました。
日産プリンス滋賀 彦根店で対応していただいた方は「i-MiEV」での急速充電は初めてらしく,充電ケーブルの長さを考えた場合に,前に充電コネクターのある日産リーフのように「i-MiEV」を前向きに止めるかバックで入るかの指示に迷っていらっしゃいました^_^;(親切に対応していただき,ありがとうございました)
(訂正:コメントにあるように初めてではなく,すでに何度かi-MiEVでの充電があったようです)
急速充電器は全形が写っていませんが,日産が開発した「電気自動車用急速充電器」(出力50kWだと思う)です。
操作は日産の方がしてくださいました。最初に充電割合を指定するらしく,画面には75%や85%などの表示がありました。そのうちの85%を選択されたのですが,「i-MiEV」は80%で一旦充電がストップすると聞いていたので,途中で停止するとばかり思っていました。しかし,そのまま何事もなく85%まですんなり充電されてしまいました。「i-MiEV」の説明書(のりこなしBOOK)を見ると「急速充電器は80%に到達した時点で停止」とありますから,「i-MiEV」ではなく「急速充電器」のほうでコントロールしているようで,「急速充電器」の設定が優先されるのかもしれません。
80%までの標準の充電時間は約15分とされていますが,実測は85%で約14分でした。あくまでも標準時間は目安ですからほぼ説明書通りのようです。ただ,この後が予想と反していました。
日産では急速充電器30分間の使用を525円(運営会社によって違う)で開放しています。このままでは残り時間分がもったいないので,「もう1回してもいいですか?」とお願いしました。
満充電に近づくにつれ,リチウムイオン電池の特性で充電時間は長くなる(充電電流が小さくなる)と書いていましたし,営業の方も日産のリーフでもなかなか満充電にはならないとおっしゃっていましたので,これまでと同じくらいの15分ぐらいを覚悟して,100%ではなく95%の設定で始めていただきました。今度はモニタの前で写真を撮っていましたが,あれよあれよと充電が進みわずか3分ほどで終了してしまったのです。
昨年発売の「i-MiEV」でこのようなことは聞いていませんので,これは昨年の「i-MiEV」はGSユアサ製・今回のMグレードは東芝製SCiB電池といった電池の違いからくる特性かもしれません。
「一般的なリチウムイオン電池と比較すると、約半分の時間で充電が可能」東芝
こうしてみてくると「i-MiEV Mグレード」の総電力量10kWh(JC08モード120km)は「i-MiEV Gグレード」の16kWh(JC08モード180km)と比べると見劣りするといわれていますが,約17分間95%充電で114kmを走行できると表示するということは,充電時間の短さが走行距離の短さというMグレードの「欠点」を補うことになるのかもしれません。
(おまけ)途中,彦根市内で日産リーフとすれ違いましたし,このあと行った近くの三菱自動車彦根店で尾張小牧ナンバーの「i-MiEV」が充電していたり「i-MiEV」の試乗車に乗って出て行かれる方がおられたりと,EVの広がりを少し感じた1日となりました(^O^)
コメント
コメント一覧 (7)
コメントありがとうございます。
1年半で約16000キロ走りましたが,今のところ劣化は感じられません(^O^)
早速拝見に来ました。
デカール・・・ほぼ既製品の出来栄えですね
三菱のディーラーさん作成?
うちの三菱さんは。「電気自動車」のロゴシールで
4000円(多分既製品)とのことでした。
(Webマスター:ディーラーが知り合いの所に頼んでくれたようです。値段はお付き合いもあるということでサービスしてくれました(^O^)
本体などの値引きがないのだから4000円はまけてくれてもよいでしょうに^_^;)
日産プリンス彦根は、出来た当初に充電をしにいきました。私が2番目の充電客だったそうで、1台目は東京から来た雑誌社のアイミーブだったそうです。
車の置き方はバックで入れて、充電コネクターを車両の後ろからまわして充電しました。
当初はスタッフも慣れてなくて、きっちりとロックしてないのにボタンを押そうとしたり、スタッフに操作方法レクチャーしていたのが懐かしいです(笑)
最終的には確認を兼ねて自分で充電ガン操作しましたけど
東芝のSCiBはすごいですね。
航続距離が短いと言っても30分で100%近くまで急速充電可能となれば遠距離もOKそうですね。
(Webマスター:いまだに慣れるほどのEVが来ないのでしょうね^_^;近いうちに100%充電を試しに行こうと思っています。
20分ほどで100%できるとすれば,ちょっと大津までくらいの遠出をこの秋に計画したいと考えています(^O^))
(Webマスター:ありがとうございます。東芝のSCiB電池については賛否いろいろとあるようですが,今回の充電をした限りではなかなかいいようです(^O^))
貴重な急速充電レポートありがとうございます。
やはり想像していた通りでしたね^^!
東芝のSCiBは短時間でフル充電になるようですね!
今後にもとても期待が持てる初めてのレポートだと思います。
確か日産の急速充電器は指定した充電設定が優先されるようで
i-MiEVMタイプなら100%を20分でこなすかも知れませ
んね!95%17分は驚異的です!SCiB最高ですね!
Gタイプの80%とそれほど差がないと思います。
Mタイプの80%で終了する設定は解除して欲しいですね!
(Webマスター:次回には最初から100%で設定してもらうことにします。ただ,電池にとってはあまりよいことではないかもしれませんが^_^;
17分で100キロ走れば充電ポイントの広がりによっては,Mグレードでも十分遠出がかないそうです)
なんだか、Mいいですね~~
きっと、1年1年良くなっていくとわかってはいたものの!
東芝製に積み替えてほしいものです。
遠出したときに、Mの95%充電と初代i-MiEVの80%と走行距離変わりませんものね。十分使えますね!
早速、メモリ0まで走るのもびっくりしました。勇気ありますね^〇^
これからも、レポート楽しみにしています。
(Webマスター:ありがとうございます。韓国製も安くて良いものが出てきているそうです。バッテリーの性能はどんどんと進んでいるようですね。
さすがに目盛0にまでするつもりはなくて,2目盛でクーラーを止め窓を全開のまま1目盛で日産の店に滑り込んだのですが,急速充電器に前進で近づくか後進で寄せるか店の人の指示に従ってウロウロしていたら0目盛になってしまいました^_^;
これからもよろしくお願いします)
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