日本経済新聞

EV用の充電インフラの拡充とスマートグリッドの構築は、セットで進めると極めて大きな相乗効果が狙える・・・スマートグリッドなら、EVをあたかも小規模な揚水発電所のように使うことが可能

自宅の電気自動車の充電池を,電力会社の充電設備として貸し出す形にすることによって,対価を得る,つまり電気自動車を無料で充電できるかもしれない,という考え方は面白いと思いました。ただ,EVの充放電を管理するのが、自動車メーカーか国家かという点は気になりました。スマートグリッドは「つながる」ことに意味があるので、そのような問題が出てくることは当然なのですが、管理されることには違和感があります。