2007年より気になった電気自動車関連のニュースを、コメントとともに書きとめています。記事によっては、時間がたつとリンク切れする場合があります。

毎日新聞

◆交通分野の温暖化対策

 電気自動車の普及を図るため、200ボルトの充電器17台を県施設などに設置(217万円)。当面無料で利用

200ボルト充電器,1台13万円弱。普及のためには17カ所200ボルトの充電器を設置するよりは,設置場所を地域ごとに分散し,その場に急速充電器を設置した方が効率がよいと思います。

神奈川県内で急速充電器をすでに設置された地域では,電気残量から往復できる距離にもかかわらず,電欠になったらどうしようという心理的制約から走行距離を短くする傾向があったそうです。そこで,離れたところにもう1台急速充電器を設置したところ,大幅に行動範囲が広くなったそうです。ただ,離れたところの充電器がそれにともなって多用されたわけではなかったことから,電気自動車台数の少ない当面は,充電ポイントの間隔を考えた上で設置した方が効率は良さそうです。

売電のためには,電気の事業者資格がいるので,法律が改正されない限り無料です。

CNET Japan

運送業での活用を目的としたTransit Connect Electricは、直ちに製造が開始されて、2010年末までに顧客のもとに届けられる予定である。  Transit Connect Electricの最高速度は時速75マイル(約121km)となっており、1回の充電で最長80マイル(約129km)の連続走行が可能

日本でも商用車として最大航続距離をおさえた低価格モデルが出てくれば,市販化初期の需要はあると思うのですが。

レスポンス

『Vito』(ヴィトー)をベースにしたEVプロトタイプを披露した。年内に約100台を生産し、実証実験をスタート

商用車ですからフル充電時の最大航続距離は130kmにおさえられているようです。日本でも商用車として最大航続距離をおさえた低価格モデルが出てくれば,市販化初期の需要はあると思うのですが。

日産自動車

日産とマサチューセッツ州は、公共の充電インフラ以外に、家庭や職場での充電を可能にするインフラの整備を推進していく。また、法制度の制定を通して、充電インフラ整備の効率化に協力して取り組んでいく。日産は、同州内へのEVの投入にも同意

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