◆交通分野の温暖化対策
電気自動車の普及を図るため、200ボルトの充電器17台を県施設などに設置(217万円)。当面無料で利用
200ボルト充電器,1台13万円弱。普及のためには17カ所200ボルトの充電器を設置するよりは,設置場所を地域ごとに分散し,その場に急速充電器を設置した方が効率がよいと思います。
神奈川県内で急速充電器をすでに設置された地域では,電気残量から往復できる距離にもかかわらず,電欠になったらどうしようという心理的制約から走行距離を短くする傾向があったそうです。そこで,離れたところにもう1台急速充電器を設置したところ,大幅に行動範囲が広くなったそうです。ただ,離れたところの充電器がそれにともなって多用されたわけではなかったことから,電気自動車台数の少ない当面は,充電ポイントの間隔を考えた上で設置した方が効率は良さそうです。
売電のためには,電気の事業者資格がいるので,法律が改正されない限り無料です。