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【事前予告】MMF2017開催の件(2017/08/27)

三菱車による年に1度のファンミーティング Mitsubishi Motors Fan meeting 2017が、11月26日(日)に三菱自動車の岡崎製作所で開催されます。
関係者から事前告知が出ていますので、以下転載します。2013年の岡崎では、エントリー開始から4日程度で予定台数に達したそうですから、参加を考えている方はお早めにお申し込みください。
(以下転載)


1.主旨:オーナーのみならず、三菱自動車様、三菱自動車販売店様をはじめ、三菱自動車を愛する全ての方との交流を深める機会であること

2.開催日時:2017/11/26(日)

3.開催場所:三菱自動車工業㈱ 岡崎製作所 ※2016/10/1付で名古屋製作所から名称変更

4.参加者募集時期:2017/09/09(土)0時~

5.詳細:リンク先を参照ください。

IMG_1792
2015/10/25のMitsubishi Motors Fan meeting) 

三菱自動車 2017年7月度 生産・販売・輸出実績(2017/08/30)

リンク:2017年7月 軽四輪車 通称名別新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

前年同月と比べるとミニキャブ・ミーブが11台から30台へと増加しています。

2009年に世界初の量産の電気自動車を発売し、モーターの制御技術などデータを積み上げてきた三菱の底力を、ぜひともこれから発揮してほしいものです。世界中がようやく三菱に追いつき、電気自動車に傾いているのですから。

先月、「ミニキャブミーブ・トラックは、2016年3月に生産を停止して1年以上がたちましたが、ようやく在庫がなくなったようです」と書きましたが、まだ1台ありました。

1
2009年11月から2017年7月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値)

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

国内販売総数

10647

6484

38815

1018

↓2017年度合計

43

116

1449

3

03月




02月




01月



12月




11月




10月




09月




08月




07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

レスポンスのメールマガジンを毎日送ってもらっているのですが、08月30日号のニュースTOP5が以下のように1位から4位まで電気自動車関係のニュースで占められていました。フランクフルトモーターショーが間近なので、関連する話題が豊富なこともありますが、それでも電気自動車へ傾く自動車メーカーあってのできごとです。
  1. 日産 リーフ に乗ってみてわかった「長距離旅行もマンション住まいでもOK」な理由…オーナー座談会
  2. 【フランクフルトモーターショー2017】ホンダ、アーバンEVコンセプトを世界初公開へ
  3. 【フランクフルトモーターショー2017】BMW i3 改良新型が登場予定、184hpのスポーティEV新設定
  4. 次世代自動車の普及に8億3200万円、過去最大---国交省自動車局予算の概算要求
そのほかにもたくさん記事がありすぎて、ニュースをまとめきれませんから、今日はそれぞれの記事の中から、気になった部分を取り上げながら、重箱の隅をつついたような、あげあし取りのようなことを書いておきます。(私自身もミスは多いですが)

まずは、「次世代自動車の普及に8億3200万円、過去最大---国交省自動車局予算の概算要求」(2017/08/29)です。
記事の中に以下のようにあったので、いつまでも実証実験続きで、なかなか規格が決まらない状態にある「超小型モビリティ」も、国土交通省自動車局はいよいよ規格を決め、普及に乗り出すのかと思いました。
地域交通のグリーン化に向けた次世代自動車の普及促進を目指す8億3200万円は、予算規模として最も大きい施策の1つだ。次世代自動車の市場投入段階に応じて、最大2分の1~5分の1を補助して普及を支援する。市場価格の高い燃料電池タクシー、電気バス、PHVバス、超小型モビリティの補助率が高く見積もっている。 
しかし、以下の2018年度「自動車局関係 予算概算要求概要」にある事業の絵と、その下に載せた2017年度版のものとは、映っている車の写真や位置が違うだけで、内容は同じです。 2017年の予算額に比べて、1億8800万円要求が増えているだけです。この点は、購入希望者が増えることを見込んで、要求額を増やしたということだけかもしれません。
46

(以下は2017年度版のもの)
25

電気自動車などへの補助額は、毎年のように計算方法を変更してきていますから、来年度どのようになるかはわかりませんが、少なくとも「超小型モビリティ」の規格が決まるというものではないようです。

補助金受付は5月29日(月)頃から(2017/05/12)

確かなことは、これだけ国々や自動車メーカーが電気自動車へ傾いているにもかかわらず、また2030年までに国内で販売する自動車を全て電気自動車にすると表明しているインドのような国もあらわれているにもかかわらず、2017年度版と同じ「2030年に新車販売に占める次世代自動車の割合を5~7割とする」としている点です。変化に対応していない、このような目標で大丈夫でしょうか。 

未来予想図(更新中)(2017/08/25) 


次は、「トヨタは電気自動車技術で本当に出遅れたのか?」(2017/08/29)です。
トヨタはしっかりとした技術を持っているという記事ですが、中で引っかかったのは、「パナソニックと組んだものの、思ったようにならず」と「スマートフォンと同じくゴミになってしまう」です。

そのパナソニックと組んだテスラは「モデルS」を完成させ、「モデル3」も販売を始めています。 確かに電気自動車にとって走行距離が伸びるとおきる電池の劣化は大きな課題です。しかし、「テスラ モデルS のタクシー、3年間で40万km以上を走破…トラブルなし」(2017/08/30)には、劣化の割合が書かれていませんが、電池管理をしっかりとおこなえば、総走行距離が長くなったとしてもタクシー業務には支障がないということでしょう。いずれにせよ、トヨタにとって逃した魚は大きかったかもしれません。
(加筆)
Finnish Tesla Model S taxi driver crosses 400,000 km, 93% of battery life remains(2017/08/29)にあるように劣化割合は93パーセントだそうです。テスラの電池温度管理は適切におこなわれているようです。新型リーフはまもなく発表ですが、これまでの経験が生かされているかどうかの判断は、電池に温度管理機能(冷却機能)がついているかどうかでわかりそうです。

テスラの新型EV「モデル3」は、iPhoneのような革新を自動車産業にもたらす(2017/08/26)

また、「ゴミ」に関しては使用済み電池を大型蓄電池に再利用(2014/12/28)のように電気自動車に使われていた電池がゴミにはならないような仕組みも考えられているようですが、今はまだ需要が少ないために再利用のサイクルが回っていないようです。電気自動車の電池としては使えなくなっても、その電池がほかで生かされれば、電池にも値段がつき、結果として電池交換費用も安くてすむようになるのでしょうが、現状では難しい面があることは事実のようです。

ただし、リチウムイオン電池には高価で貴重なコバルト等が含まれていますから、不燃物ゴミとして埋め立て処分にはなっていないのではと想像します。古い「スマートフォン」=「ゴミ」は原稿を書く勢いで表現されたものでしょうが、調べた限りでは、auのスマートフォンは99.8%が再資源化されていました。(2015年度)
(加筆)
ルノー、低コストな急速充電ステーションを設置…EV電池を再利用(2017/08/31)

岡崎SAにあるような形式の急速充電器のようです。


次もよく似たタイトルの「トヨタはEV開発に出遅れたのか?」(2017/08/28)です。
トヨタが電気自動車を作ることは今すぐにでも可能という記事ですが、気になったところは「現状のEVはインフラが未整備な地域では使い物にならない」です。

その「地域」が外国の未開の地という意味か日本国内でも人里離れた山奥という意味かは定かではありませんが(後ページに「日本のインフラ整備を待つ必要はなく」とある)、私の乗るアイミーブMグレードのわずか10.5kWhの電池でも、琵琶湖一周200kmさえままならなかった2011年の充電環境の中で使ってきました。戸建てに充電コンセントがあればこそだと言われるかもしれませんが、「日産 リーフ に乗ってみてわかった「長距離旅行もマンション住まいでもOK」な理由…オーナー座談会」の記事には、2011年当初からマンション住まいのオーナーの話が掲載されています。最初から使い物にならないとするか、使い物になるように工夫するかは、その人次第のようです。


最後は「初めての電気自動車は異次元の走行感覚だった 新潟日報モア編集長 ノートe-POWER試乗レポート(PR)』(2017/08/30)です。
「PR」とあるように日産の「ノートe-POWER」を紹介する広告記事なのですが、いうまでもなくノートe-POWERを「電気自動車」と断定しているところはコメントする以前の問題です。

 ノートe-POWERは搭載するエンジンで発電するシリーズ式ハイブリットですから、当サイトでは「なんちゃって電気自動車」に分類していますが、堂々と「電気自動車」と断定されてしまうと困惑してしまいます。モーターによる走り出しの爽快さを記事では強調していますから、日産がいずれリーフへ誘うための伏線にノートe-POWERを企画しているのだとすると、まんまとその思わくにのっているといえるかもしれません。

EVバスの話題を2つ

まず一つ目は、関西電力が、黒部ダムへ向かう関電トンネルで運行しているトロリーバスの老朽化にともない、2019年4月以降はEVバスに変更するというものです。

アルペンルート関電トンネルのトロリーバス廃止…2019年から電気バスに(2017/08/28)

トンネルを通ることからディーゼルエンジンなど排ガスを出す車は論外でしょうし、親会社が関電ですから燃料電池バスではなく電気バスなのでしょう。記事によると「運行にかかる経済性等も踏まえ」としていますから、電気代やオイル交換不要などを考えてのことのようです。

二つ目は、その電気バスに採用されるかもしれない東芝インフラシステムズ製電池SCiBを搭載したEVバスの話題です。このEVバス実証運行は、マレーシアで大型EVバス11台、大型ダブルデッカーEVバス2台でおこなわれ、急速充電は現在日本で採用されているチャデモ仕様だけでなく、320kWと480kWの超急速充電システムも使われます。150キロワットの急速充電器(2017/03/29)

マレーシアでEVバスの実証運行開始-10分間の超急速充電で高い運行頻度を実現-(2017/08/28)

SCiB電池に限ったことではありませんが、リチウムイオン電池は温度管理をしないとその性能が発揮されません。SCiB電池は、アイミーブMグレードなどにも採用され、私の利用経験からも急速充電時間が短く、充電を繰り返しても劣化しにくい特性を持っていますが、熱に弱く急速充電を繰り返すと電気の受け入れが悪くなる、充電時間が長くかかるようになるという欠点があります。

計画では、一日運行する中で連続した充電をおこなうようですし、マレーシアは熱帯地域ですから電池を冷やして温度を管理しないと充電時間が次第に長くなり、バスの運行に支障をきたすかもしれません。このニュースに「電池の寿命特性や超急速充電の連続オペレーション時の性能などを検証」とありますから、この実証結果をぜひとも次のSCiB電池搭載車に生かしてほしいものです。
58
 (パンタグラフ式充電装置:東芝インフラシステムズHPより引用)
 

日産リーフに関心がある人や購入を検討中の人に、「リーフ」についてより理解を深めてもらうためのサイト「NISSAN LEAF Q&A Real Owners. Real Answers.」で公式アンバサダーをやっている方からの情報です。

新型日産リーフの発表・発売に伴い、Real Owners. Real Answers.のサイト更新を一時休止するため、「日産リーフ 公式アンバサダー」の委任も8月31日をもって終了するそうです。

新型「リーフ」は9月6日に公開されますが、電池容量をはじめとしてプロパイロット導入など今までのリーフと大きく違ってくるようですから、新型に合わせたQ&Aに作り替えるということかもしれません。

しかし、たくさんの人たちの体験・経験に基づいた貴重なデータの積み上げであり、新型になっても生かすことができる部分もあるでしょうから、ぜひとも新規のサイトで役に立ててほしいものです。 47

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