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日産リーフ チャンピオンレース開催 

第1戦が6月10日(土)に筑波サーキットで行われるそうです。(同時にEV愛車自慢コンテストも開催)

主催:一般社団法人 日本電動自動車振興会
協賛:日産プリンス群馬販売、和光ケミカル、エンドレスアドバンス、ハセテック、テクトム、エネゲート、河村電器


(「EVステーション」よりご案内いただきましたが、「EVOCカンファレンス 2017 in ODAWARA」へ移動があるので、大枠しか書いていません。詳細はリンク先をご覧ください)

クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金(CEV補助金) 補助対象車両及び補助金交付額のお知らせ(2017/05/10)pdf

補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)と以前に書いていましたが、次世代自動車振興センターから受付開始が5月29日(月)に決まったと発表されていました。

ただし、今年度事業で対象となるのは、2017年4月28日以降に初度登録された車両ですから、今後はプリウスPHVやアウトランダーPHEVの姿を見る機会が増えてくるかもしれません。また、プラグインハイブリッド車に乗り始めて最初の頃は、金額的に見合わなくても充電したくなるのが人情でしょうから、PHVの充電を待つことが増加するかもしれません。ガソリンで走った方が金銭的にも時間的にも有利ですから、このような状態は、しばらくの間だとは思いますが、 もしそのような待ちが増えれば、これを良い機会だととらえて、トヨタ店への急速充電器設置への要望に結びつけたいと考えています。

補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)には、補助金交付額を推測して書いていましたが、今回同時に正式な補助金交付額(2017/05/10)pdfを発表しています。主だったところは以下の通りです。
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ほぼ予想通りでしたが、テスラだけは、補助金受付は5月下旬から(2017/04/20)に書いていた一充電走行距離がアメリカ基準での審査値でしたから、JC08モードでは、どの車種も一充電走行距離が400kmを越えており上限の40万円出ました。お詫びして訂正します。

何度も書きますが、この表を見るたびに、国の政策が普及方向を左右してしまうことを思い知らされます。
中国市場動向…日本より強いEVニーズ、中国ならではの理由(2017/05/10)には、「日本は違うと思いますが、中国市場は、政策によるコントロールが強く働きます」とあります。中国は一党独裁政治ですから、このような書き方をしたのでしょうが、今回の補助金額の政策変更をみると日本でも同じように「政策によるコントロールが強く働」くことがわかります。プリウスPHV8.8kWhとアウトランダーPHEV12kWhの電池容量の間にあるミニキャブミーブ10.5kWhは、プリウスPHVなどと比べ一充電走行距離が1.5倍ほどあっても、補助額はプリウスPHV等の半額10万円しかないのですから。

今一度書いておきますが、「クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」の事業目的は「CO2排出量の削減」であり、日本において「世界に先駆けてクリーンエネルギー自動車の市場を確立」することです。 にもかかわらず、プラグインハイブリッド車よりも一充電走行距離が長いのに電気自動車への補助金は少なくなっています。 補助金が徐々に減らされていくことは、その制度設計から仕方ないことですが、このような「目的」と「具体的な中身」との整合性がとれない政策では、えこひいきした一部の車は買われても広い意味での「次世代自動車の普及を促進」は望むべくもないでしょう。

4月にYouTube登録された「プリウスPHV」の「加速ビューン篇」です。

電気自動車ももちろん、元もと「加速ビューン」なので、「試して、PHV!」のセリフを、「試して、EV!」にそのまま替えて使えるCMです。プラグインハイブリッド車が電気自動車の入門車になってほしいものです。

 

充電器の設置予定(2017/05/07)で「高速道路のサービスエリア」に150キロワットの急速充電器(2017/03/29)を「年内」に設置予定と書いたので、改めて調べてみました。

NEXCO 中日本 EV急速充電スタンド | 施設・サービス案内」や「 NEXCO 西日本 給電スタンド 電気自動車急速充電設備」に告知はありませんでしたが、「 NEXCO 東日本エリアの急速充電設備」には、以下のようなところに、2017年中に設置する予定と書いていました。

ただし、もともと設置が少なかった北海道内の自動車道ですから、今回の「150キロワットの急速充電器」の対象ではないと思われます。「年内」に設置されるのは、すでに充電渋滞がおきている使用頻度の高いSAやPAでしょう。

【道央自動車道】
  • 樽前SA
  • 有珠山SA
  • 静狩PA
  • 由仁PA(道東自動車道)
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NEXCO 東日本のHPより画像を引用し、該当SAなどを書き込み)


また、 更新されなくなったために久しく見ていなかった滋賀県の次世代自動車充電インフラ整備ビジョンを見てみたところ、2020年度までに向けてとして、改定されていました。設置方針と「急速充電器」の具体的な設置場所は以下の通りです。

1.主要道路の急速充電器の空白地域(2箇所)
2.防災拠点となり得る「道の駅」(5箇所)
  • 国道307号と国道422号の交差点(立石橋)から新名神高速道路信楽ICまで(甲賀市)
  • 国道303号の交差点(保坂)から国道367号線沿いの高島市朽木市場周辺まで(高島市)
  1. 湖北みずどりステーション(長浜市湖北町今西1731-1)
  2. 塩津海道あぢかまの里(長浜市西浅井町大字塩津浜1765番地) 
  3. くつき新本陣(高島市朽木市場777番地)
  4. しんあさひ風車村(高島市新旭藁園336番地)
  5. マキノ追坂峠(高島市マキノ町海津897番地27) 
各都道府県ごとにインフラ整備ビジョンは発表されていますから、この機会に更新されているかもしれません。

EVの開発期間を半減 パナソニックがソフト開発(2017/05/03)

パナソニックとAZAPAが共同で電気自動車の「設計段階から航続距離や電力の消費効率などの性能を予測し、試作回数を減らす」ソフトを開発したと報じています。

車載用途でのモデルベース開発に関する協業について 電動パワートレインへの適用を実現(2017/05/08)
パナソニック株式会社/AZAPA株式会社 共同リリース「車載用途でのモデルベース開発に関する協業について」(2017/05/08)

パナソニックはテスラに電池を供給していますから、このソフトはすでに次期モデル 3の開発に投入されているかもしれません。

まず、この記事で注目したのは「パナソニックが自社で開発した2人乗りのEVで走行データを取ったところ」の部分です。すでにパナソニックの電気自動車(2016/11/29)で書いたように開発を行っていることは伝わっていたものの、記事の書きようでは、「ケーズデンキ」や「ヤマダ電機」の店頭に「パナソニック製EV」を見る日は案外近いかもしれません。
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(画像:両社発表プレスリリースより引用)

また、このソフトは開発を支援するもののようですが、「EV全体の性能を予測する」「数値入力によって設計段階で最高速度や電池の持ち時間をほぼ正確に導き出せる」というあたりから、電気自動車の「航続可能距離」表示を「正確に導き出せ」ないものか思いました。

現行の「航続可能距離」表示は、各社多少の違いはあるでしょうが、概ね三菱のように「駆動用バッテリーの残り容量とともに、直近25kmの走行状況やエアコン/ヒーターの使用や設定状況なども考慮した平均電力消費から算出」しています。ところが、道路のアップダウンや混雑状況など他の要素も加わって、「航続可能距離」表示は、あくまでもおよその目安でしかない状態で、メーカーは表示に余裕を持たせているので、実際には距離が「ゼロ」となっても、車種によって違いはあるものの電気は残っています。

駆動バッテリーの温度がわかる「EVマネージャー」発売(2015/09/30)

このようなソフトを応用し、ナビに設定された目的地まで高低差、外気温から予想されるヒーターの使用割合、オーナーの運転クセ、道路交通情報など様々なデータを収集・学習した上で、電力消費を正確に予想させることは、コストはかかったとしても難しいことではなくなってきているのではと思います。

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