2007年より気になった電気自動車関連のニュースを、コメントとともに書きとめています。記事によっては、時間がたつとリンク切れする場合があります。

英、ガソリン車販売禁止を35年に前倒し HVも対象に(2020/02/05)

英政府は、ガソリン車とディーゼル車の新規販売を禁じる時期を従来発表していた2040年から5年早め、2035年に前倒しする方針を表明したと報じていました。

記事には「急激な電動化を迫られる自動車業界は反発している」とありますが、2018年には英議会が8年早め2032年に前倒しすべき(2018/10/19)と報じられていましたし、2019年5月には英国政府の諮問機関である気候変動委員会が、2035年までに全ての新車をEVなどの低排出車にすべきと目標を早めることを求めていました。ですから、急に出てきた話ではありません。

英国では「乗用車生産台数の5割近くを、日産自動車など日本のメーカーが担っている」そうですから、日産・三菱をはじめ、これから出てくる「ホンダ e」・マツダ「MX-30」に続いて、トヨタやスバルなどにも電気自動車化を期待したいものです。

ホンダは、英国のEU離脱を受けてではないと言ってはいますが、英国での四輪車生産撤退を発表しています。案外、ガソリン車とディーゼル車の新規販売禁止も将来を見越したホンダの販売戦略の中に含まれているのかもしれません。残念ながら。

「売れると困る」(2019/11/28)
スクリーンショット 2019-03-09 17.19.31
 (画像:ホンダ e)

超小型車「チョモビ」、一般道で走行可能に 速度に上限(2020/01/29)

国土交通省は、超小型電気自動車の新たな規格をつくると報じています。ようやくです。

特徴は、1)大きさはミニカーなみで、2)時速60キロを上限とし、3)乗用車並みの安全基準を設けて一般道を走ることができるところにあります。「一般道を走ることができる」というのは、車としてなら当たり前だと思いますが、6年も前の2013年から国交省が始めた実証実験制度では、運転できる地域が限られていたのです。

国交省は、2019年度内に「道路運送車両法」に新しい規格をつくるそうです。いつまで「実証実験」を続けるのかと思っていたら、ようやく6年で「実験」は終わりをつげます。

それもこれもトヨタのおかげです。公道を自由に走ることができる法律の規定がなかったにもかかわらず、トヨタは2人乗りの超小型電気自動車を2020年に発売するとしたのですから、国交省も改正に動かざるを得なかったのでしょう。もしくは、新しい規格をつくる動きを察知して,発表前に車を出してきたのかもしれませんが。

「実証実験」が終了できる日(2019/07/10)

2人乗り電気自動車のために保安基準を改正し補助金も(2019/11/23)
スクリーンショット 2019-06-08 18.59.57
(画像:トヨタの超小型EV)

超小型電気自動車の新たな規格が決まれば、トヨタに限らず様々な車が出てくるでしょう。大きさが限られていますから軽自動車のようにどれも似通った形にならざるを得ないので、気になるのは、その性能と価格です。
スクリーンショット 2019-10-28 8.05.36
(画像:FOMM ONE)

スタートアップの「水に浮くEV」、年内にも日本登場(2020/02/04)

FOMM ONEはすでにタイで作られていますから、出資しているヤマダ電機がすぐにでも販売しそうですが、手作り状態のようですから66万4千バーツ(約230万円)という価格がネックになりそうです。

70万円台で手に入るEV——3Dプリント製超小型電気自動車「YoYo」 (2020/01/20 )

上の記事ではありませんが、100キロ走って100万円あたりが超小型電気自動車の売れる価格帯ではないかと思います。

なぜ売れない?(2019/11/26)

VW up!のEV『e-up!』に改良新型、航続2倍に…欧州発売(2020/02/03)

e-up!は、超小型電気自動車ではありませんが、256km走って2万1975ユーロ(約265万円)ですから、車両価格が高くなるのは「電池が高い」からと言い訳する状況ではすでにないでしょう。

また、e-up!はリチウムイオンバッテリーの容量が32.3kWhだそうですから、35.5kWhを載せる ホンダe の価格(2019/09/12)と比べられてしまうのは必至です。

三菱自動車 2019年12月単月 生産・販売・輸出実績(2020/01/30)

2019年12月 軽四輪車 通称名別 新車販売確報(全国軽自動車協会連合会 - 統計資料)

アイ・ミーブ
普通車は、元のペースに戻って前月と同じ4台です。

アウトランダーPHEVは、消費税増税の反動から少し持ち直してきましたが、それでも349台でした。(2019年9月1099台、1年前の2018年12月683台)

ミニキャブ・ミーブは、2019年11月の99台に続いて64台です。まだ3カ月を残して416台と昨年度の総台数(296台)を超えています。【日本郵便がEV 1200台導入(2019/03/27)】
2
2009年11月から2019年12月までの各車種国内販売総数(メーカー発表値を含む)

アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

国内販売総数

10814

7365

52781

147

↓2019年度合計

0

416

3684

77

03月
0 0 0 0
02月
0  0 0 0
01月
0  0 0 0
12月
0  64 349
4
11月
0 99 308
10月
0  62 228  21
09月
0  64 1099 17
08月
0 43 258 4
07月
0 59 423 16
06月
0 14 439 8
05月
0 4 355 3
04月
0 7 225 0


アイM軽

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

アイM普通

↓2018年度合計

43

296

6780

70

03月
5 4169610
02月
2 484585
01月
2 1644913
12月
0 76839
11月
0 339130
10月
3 1955710
09月
3 2112474
08月
5 216787
07月
2 303303
06月
11314055
05月
881974
04月
2211670
(2018/03 アイ・ミーブ 軽自動車規格の製造中止)
(ミニキャブミーブ・トラック2018年3月で掲載中止。2016/03製造中止。
 2012年の発売以来国内販売総数1018台

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2017年度合計

167

285

4951

3

03月
1531665-
02月
1226
576
-
01月2430585-
12月
1415343-
11月
2018235-
10月
1416237-
09月
1317568-
08月
1216293-
07月
10302801
06月
1332487-
05月
13354001
04月
7192821

 

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2016年度合計

145

205

3625

43

03月
14378464
02月
30
66
459
2
01月31111904
12月
216244-
11月
753114
10月
11
2
486
8
09月
2
4
(未発表)1
08月
7
3
151
3
07月
10
11
261
2
06月
1521
253
9
05月
10
20
174
3
04月
6
9
250
3
アイ・M
ミニキャブ・M
アウトランダーPHEV
M-トラックは2016/03をもって製造中止
↓2015年度合計

489

423

11840

126

03月
10
8
955
6
02月
39
71
1317
20
01月
31
23
801
6
12月
35
21
518
11
11月
23
27
814
8
10月
21
26
1145
4
09月
73
57
1896
15
08月
68
44
1313
9
07月
73
32
2383
9
06月
59
51
221
19
05月
38
45
289
14
04月
19
18
188
5

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2014年度合計

824

781

8629

181

03月
60
44
796
22
02月
82
52
603
25
01月
84
84
830
20
12月
70
57
608
22
11月
92
76
558
22
10月
102
93
538
18
09月
97
110
1450
6
08月
51
87
457
10
07月
102
124
700
4
06月
41
17
1300
14
05月
25
12
563
10
04月
18
25
226
8

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2013年度合計

1099

1006

8968

181

03月
130
124
736
30
02月
238
98
1630
16
01月
55
42
1298
17
12月
82
59
1488
9
11月
66
92
1705
9
10月
75
93
560
15
09月
95
137
772
21
08月
54
71
776
9
07月
68
93
-
14
06月
70
79
-
9
05月
62
71
-
7
04月
100
71
3
25

アイ・M

ミニキャブ・M

アウトランダーPHEV

M-トラック

↓2012年度合計

2205

2026

4304

436

03月
358
344
1719
269
02月
377
317
2079
167
01月
79
58
506
48
12月
137
121
11月
189
133
10月
141
128
09月
212
197
08月
86
107
07月
157
200
06月
288
256
05月
142
134
04月
39
31

アイ・M

ミニキャブ・M

↓2011年度合計

2552

1927

三菱発表 2012/03
国内外 累計:26000

03月
117
123
02月
446
590
 
 
01月
341
467
 
 
12月
359
747
 
 
11月
326
MINICAB-MiEV
12月販売 
 
 
10月
244
 
 
 
09月
340
 
 
 
08月
207
 
 
 
07月
61
Mグレード販売
 
06月
40
 
 
05月
34
 
 
04月
37
 
 

アイ・M

 

 

↓2010年度合計

2542

 
 
03月
102
震災
 
 
02月
321
 
 
 
01月
219
 
 
 
12月
164
 
 
 
11月
172
 
 
 
10月
179
 
 
 
09月
277
 
 
 
08月
221
 
 
 
07月
383
 
 
 
06月
390
 
 
 
05月
53
 
 
 
04月
61
個人販売
 
 

アイ・ミーブ

 
 
 

↓2009年度合計

748
 
 
 
03月
101
02月
151
01月
188
12月
145
11月
163
(これより以前のデータはなし。「i-MiEV(アイミーブ)」は2009年7月23日から法人販売)

日産の90kW急速充電器(2019/03/03)

滋賀日産自動車 「南彦根店」に90kW充電器が設置されたとレポートしてから1年近くたった今、どれくらい90kW充電器が増えたのか調べてみました。

調べ方は、充電器の検索アプリ「EVsmart」のHPから日産全店を表示させ、ページ内で「90kW」の検索を繰り返しました。2019年3月8日は(1856店)、90kW器が備えられている数が以下11店舗でした。
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス栃木販売 今市店
  3. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  4. 浜松日産自動車 和田中央店
  5. 愛知日産自動車 春日井インター店
  6. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店
  7. 岐阜日産自動車 大垣店
  8. 滋賀日産自動車 南彦根店
  9. 京都日産自動車 十条店 
  10. 兵庫日産自動車 姫路東店 
  11. 日産サティオ岡山 水島店 
2020年1月22日現在、日産全店(1864店。8店増えている?)を検索し、90kW器が備えられている店舗を選び出したところ、未確認も含めて39店舗ヒットしました。

その数は3倍以上に増えましたが、全国に1864店あることを考えれば、まだ39店舗しかないとも言えるでしょう。また、こうしてみると県内に6店舗もある「日産サティオ岡山」のようなところがあると思えば、全くない県もあります。力のいれ具合が各県の地域会社によってひどく違うことがよくわかります。
  1. 日産プリンス宮城販売 気仙沼店
  2. 日産プリンス宮城販売 本店
  3. 日産プリンス栃木販売 今市店
  4. 日産プリンス茨城販売 水戸千波本店
  5. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  6. 埼玉日産自動車 鶴ヶ島店
  7. 埼玉日産自動車 ふじみ野店
  8. 埼玉日産自動車 幸手店
  9. 日産プリンス埼玉販売 鷲宮店
  10. 日産サティオ埼玉北 寄居店
  11. 東京日産自動車販売 八王子みなみ野店
  12. 日産自動車 グローバル本社(横浜市)
  13. 日産プリンス神奈川販売 中店(横浜市)
  14. 日産サティオ新潟西 長岡本社店
  15. 日産プリンス静岡販売 伊東店(2019年12月28日代替工事中)
  16. 浜松日産自動車 和田中央店
  17. 愛知日産自動車 春日井インター店
  18. 日産プリンス名古屋販売 一宮バイパス店
  19. 日産プリンス三重販売 四日市本店
  20. 岐阜日産自動車 大垣店
  21. 石川日産自動車販売 金沢中央店
  22. 石川日産自動車販売 鞍月店
  23. 日産プリンス金沢 野々市店
  24. 日産プリンス金沢 田上さくら店
  25. 滋賀日産自動車 南彦根店
  26. 京都日産自動車 十条店
  27. 兵庫日産自動車 姫路東店
  28. 日産サティオ岡山 水島店
  29. 日産サティオ岡山 倉敷西店
  30. 日産サティオ岡山 本社店
  31. 日産サティオ岡山 中庄店
  32. 日産サティオ岡山 R-JOY東岡山店
  33. 日産サティオ岡山 津山店
  34. 日産プリンス広島販売 観音店
  35. 福岡日産自動車 久留米東店
  36. 長崎日産自動車 長崎営業所
  37. 長崎日産自動車 佐世保営業所
  38. 鹿児島日産自動車 西千石店
  39. 琉球日産自動車 浦添店
IMG_4181
(2019年3月の写真:滋賀日産自動車 「南彦根店」に90kW充電器。奥に44kW急速充電器)

日産、農業にEV活用 イチゴ農家で実験―宮城(2020/01/20)

日産自動車は、2019年12月から宮城県の農家で電気自動車を活用した実証実験を開始したと報じていました。

別に記事によると、電気自動車をビニールハウス近くに止め、収穫したイチゴをすぐに冷蔵庫を備えたe-NV200に積み込むという流れになるようです。(e-NV200は2019年で生産終了)

冷蔵庫を動かすためには電気を使ってしまいますが、イチゴの選果場までは近いでしょうから、電池容量が小さくてもそれほど困ることはないでしょう。もとより暖房には電気を多く使ってしまいますが、冷房の消費量は暖房と比べるとそれほどでもありません。
また、発電機のようなエンジン音はしませんから作業環境は静かになりますし、排ガスが出ないので空気が汚れることもありません。

ただし、電池を積む電気自動車は重いですからビニールハウス内に限らず沈み込まないように、足元には注意しなければならないでしょう。
スクリーンショット 2020-01-21 18.02.09
(画像:日産のHPより引用)


電気自動車と言えなくもないトラクターも「EVシフト」が始まりそうです。
クボタ、電動トラクター商用化 3年後めど (2020/01/15)

走行距離は短いですが、力がいる分の電気消費は多そうです。記事には1時間の充電で半日作業ができるとありますから、電池容量は5kWhぐらいでしょうか。

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