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エコどころかただのゴミ・・・武漢で未使用の電気自動車200台が2年間放置された「墓場」が出現=中国(2017/05/25)

電気自動車に関しての記事は、相変わらず疑問符が多く付くものがあります。

たとえば、これはタイトルに「電気自動車」とありますが、文中の単語はすべて「電動自動車」です。中国の「今日頭条」からの引用のようですから、翻訳の時点で間違っていたのかもしれませんが、プラグインハイブリッド車なども含めた「電動自動車」という大きなくくりの中の一つが「電気自動車」ですから、署名のある筆者はその違いが曖昧なのかもしれません。
また、タイトルには「未使用」とありながら、文章にはナンバーが付いているものもあるとしていますから矛盾しています。

一番の問題はそのイメージ写真で、中国の「電動自動車」といいながら、EVを知っている人が見たら、それはどうみても三菱のアイミーブです。中国では、補助金目当てで電気自動車が不当に架空売買されているとの記事を読んだことがありますが、日本で少量しか生産されていない高価な電気自動車を船便で運んで、補助金目的にだけ利用したとしても、とても元は取れないでしょう。
意図的なものではなく、たまたま選んだイメージ写真が、これだったと思いたいものです。

以下のような中国の電動車市場についてのレポートもあります。参考まで。
追い込まれた日系自動車メーカーは、世界最大の市場でどんな夢を見るのか(2017/05/15)

5月13・14日に神奈川県小田原市で行われた「次世代エコカー&エネルギーフェア2017 in ODAWARA」で、高級車や外国メーカー、日本の電気自動車が数多く並ぶ中、クルマに興味がなさそうな人の注目も集めていた、三輪の電気自動車「エレクトライク」に今回、唯一試乗しました。

写真のような外観・小ささですから、人の目をひきます。私が「エレクトライク」に試乗後、とめた車をさっそく親子連れがのぞき込んでいました。

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この三輪EVを開発・製造する「日本エレクトライク」は、2年前の2015年6月8日、国土交通省から型式認定を受け、16番目の国産自動車メーカーが誕生したと当時話題になったことから、電気自動車 関連 リンク集にも「日本エレクトライク」とリンクしていましたが、実車を見るのは初めてで、この機会に試乗させてもらいました。

車種は「側車付き軽自動車二輪」で、ハンドルは二輪そのものです。久しぶりに二輪(実際には三輪)に乗ったので、ハンドルの回し加減がわからなかったり、手動の方向指示を戻し忘れたりとあたふたしましたが、乗っていて楽しい車で、乗用車との違いはすぐに慣れることでしょう。

三輪車はカーブが不安定だという知識はありましたが、安定して回っていました。なんでも、「左右駆動輪にそれぞれ取り付けられたモーターを個別に 制御(アクティブホイールコントロール)することで、三輪車最大の欠点である転倒への不安を解消し、 安定したコーナリングを実現」しているんだそうです。

当日は日曜日で試乗コースが混雑していたため、距離を短縮して走りましたが、その途中でも視線を感じました。最初に述べたように注目される外観ですから、その特長を生かし路地裏までのきめ細やかな配達業務をこなしながら広告塔として活用するのも一つの方法かなと思いました。

実際に移動書店として活用されている本屋もあるようです。


モーター制御により安全性が増しているといっても「二輪」扱いです。しかし、二輪といってもヘルメットの着用義務はありません。しかも乗用車のようでありながら、二輪ですからシートベルトもありません。気軽に乗りこなすことのできる車ですが、最高速度は時速49kmだそうです。ドアがないからか体感速度は速く感じましたから、安全面からはシートベルトがついてもよいのかもしれません。

また、価格について過去の記事を探していたら、7.8kwhのバッテリーは160万円、3.9kwhが130万円とあり、2015年当時、3.9kwhで30万円の補助金が出ていたようです。ところが今年度発表された補助金交付額一覧(2017/05/10)には、「エレクトライク」の文字がありません。今後申請・追加されるのでしょうが、今年度の基準  「一充電走行距離(km)×1,000円」で計算すると、それぞれ約60kmと30kmですから、補助額は約6万円と3万円と大きく減額され、実際の購入価格は2年前よりもかなり上がってしまいます。
生産部品と生産体制の見直しを関係者の方はおっしゃっていましたから、中小の業者・高齢者が手の届く手頃な価格を実現してほしいものです。

ちなみに、インドのマヒンドラ・アンド・マヒンドラ社は、「オートリキシャ」と呼ばれる三輪のEVも近く発売すると伝えています。国によっては、このカテゴリ一も競争が激しくなるのかもしれません。

印マヒンドラ、EV生産能力2倍に 最大月1000台
(2017/05/24)

EV普及、30年までに燃料費600億ドル削減も(2017/05/16)

静岡県駿東郡小山町(東口本宮 富士浅間神社西側駐車場前)から須走口五合目までを結ぶ「ふじあざみライン」も、2017年の夏のマイカー規制からEV等を除外するそうです。

昨年、富士山須走口へ(2016/07/08)に書いたように、「ふじあざみライン」は規制からEV等を除外していましたが、今年の発表がまだないので、静岡県道路企画課へ問い合わせたところ、2017年も「電気自動車・燃料電池自動車」の通行が可能とのお答えをいただきました。

7月10日(月)から9月10日(日)まで山梨県富士河口湖町から富士山5合目とを結ぶ有料道路「富士スバルライン」もEV除外(2017/04/29)ですから、電気自動車のメリットが膨らみそうです。

今なら中古車リーフ 4年間充電代サポート!
リーフに乗っていなくて、世の中に「無料」というものは存在しないと思っている者にとって、よく理解できないプログラムです。(自動車保険で「ロードサービス無料」とうたっていても、ロードサービスを利用しなかった人も含めて全員の保険料から少しずつ、ロードサービスを使った人の費用・経費分を負担しているので、ロードサービスのためにだけ追加料金は払わなくても実質タダではない)

中古車リーフ 4年間充電代サポート」の中身は、中古車リーフを購入したとき、日産ゼロ・エミッションサポートプログラム2  (ZESP2)に加入すると、「使いホーダイプラン」が2年間「無料」になり、その後の約2年間、ZESP2月会費2年相当分の商品券4.8万円分がもらえる。つまり、通算で4年間、あたかも「無料」のように使うことができるということのようです。

秋には40kWや60kWと噂される新型リーフが発表されるということなので、買い控えを少なくするための販売促進策なのでしょうが、あまり「無料」を打ち出すと将来「有料」へ変更しなければならなくなったとき、そのタイミング・方法が難しくなりそうです。 

ちなみに、テスラは自前のスーパーチャージャー利用を「無料」(購入価格に含めて)にしていましたが、2017年1月16日以降の注文分については、毎年400kWh (約1,600km分)までは今まで通り充電「無料」ですが、それ以上の充電には都度料金がかかるようです。

5月13・14日に神奈川県小田原市で行われた「次世代エコカー&エネルギーフェア2017 in ODAWARA」へ参加していた復路の記録です。
(両日とも暖房や冷房は使用していません)

滋賀から小田原への往路 (2017/05/18)

12日に前泊した足柄SA(上り)から13日(土)の早朝に会場のある小田原のダイナシティへ約30kmを移動しました。足柄SAから会場まではほぼ下りなので、電気はあまり消費しませんでした。また、14日に帰路につくまで駐車場内を移動するのみで、充電は行いませんでしたから、足柄SA(下り)が復路の最初の充電です。

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次世代エコカー&エネルギーフェア2017 in ODAWARA」の展示会場

「次世代エコカー&エネルギーフェア2017inODAWARA 2017.5.13-14」開催報告 

14日(日)の午後に約370kmを移動しました。以下の6箇所で充電をしましたが、行きと同様、帰りも一度も充電渋滞に巻き込まれることはありませんでした。充電中にそれも同じリーフが来たことが2度ありましたから、タイミングが良かっただけですが。 

小田原のダイナシティは標高10mほどですから、標高約400mの足柄SAまでは登りが続きます。
その足柄SAは、40kWの急速充電器で100Aしか出ませんが、上下線とも2基ずつありますから充電渋滞に遭う確率が低くなり、ありがたい存在です。
充電器の設置予定(2017/05/07)で書いたように「高速道路のサービスエリア」に150キロワットの急速充電器(2017/03/29)を「年内」に設置する予定だそうですから、足柄SAや岡崎SAのような複数設置の環境がいくつもできるのではないでしょうか。期待しています。

〈新東名高速道路・足柄SA下り・100A〉
足柄SA→ダイナシティ→足柄SA間:約45km
充電容量:4.7kWh
充電率:96.5%(13日朝、足柄SA上り出発時)→45%(14日昼過ぎ、足柄SA下り到着時)→84%
充電時間:10分(120円)
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84% で足柄SAを出発していますから、清水PAや静岡SAまで行くことのできる電気はあったのですが、空いていた駿河湾沼津SAでチョイ足しをしました。できるところでのチョイ足しは、電池容量の少ないMグレードでは、長距離を走る場合の重要なノウハウです。
ここでのように短時間で、充電ガンをセット、充電カードを認識させスタート、走行記録つけなどを一人ではするには、4分ではとても時間が足らないのですが、今回はありがたいことに帰りのみ同乗者がいたので、連係プレイですばやくできました。もう少し充電をしても良かったのですが、リーフが入ってきたので終了しました。

〈新東名高速道路・駿河湾沼津SA・125A〉 
足柄SA→駿河湾沼津SA間:約26km
充電容量:2.6kWh 
充電率:72%→88% 
充電時間:4分(48円)
(写真なし)


清水PAと静岡SA間は約28kmしかありませんから、清水PAをとばして静岡SAへ向かうという手もあったのですが、清水PAも空いていたので再度充電を行いました。
ここ清水PAで十分充電できれば、12km/kWh前後出ている電費からすると静岡SAを一つとばして約85km先の浜松SAまでとどくと考え、93.5パーセントまで充電しました。

〈新東名高速道路・清水PA・125A〉 
駿河湾沼津SA→清水PA間:約31km
充電容量:4.0kWh 
充電率:60.5%→93.5% 
充電時間:7分(84円)
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清水PAと浜松SA間は約85kmと今回の往復で最長区間となります。ですから、今まで通り電費をかせぐために往路と同じようにオートクルーズを使って時速80km前後で走りました。
一充電走行距離は120kmとされるアイミーブMグレード(電池容量10.5kwh)ですが、実際に走行できる距離は100kmほどですし、ましてや高速走行となるとさらに距離が短くなります。しかし、この時点での電費は12.34km/kWhでしたから、効率よく走らせることができれば、カタログ値に近い数値を出すことができます。
清水PAと浜松SA間の約85kmは、下手をすると最後は亀マークが出るかと思いましたが、着いたときには26.5パーセントと余裕をもって浜松SAに入ることができました。
ここでも終了間際にリーフが入ってきたので、早めに止めました。

〈新東名高速道路・浜松SA・125A〉 
清水PA→浜松SA間:約85km(最長区間) 
充電容量:7.1kWh 
充電率:26.5%→87% 
充電時間:15分(180円)
(写真なし)


岡崎SAでは夕食をとりましたが、何度も繰り返すようにMグレードは時間が短いので、充電終了を待って隣の空きスペースへ移動させてから施設へ入りました。食事を中断して戻ってくるのはたいへんですから。
岡崎SAに着いたときにはすでに、EVとマーキングされた一番施設に近い側にワゴンタイプのガソリン車がとまっていました。チャイルドシートが付いていましたから、他に空きスペースがあるにもかかわらず、子どものことを考えると近くて便利なところに駐めたのかもしれません。
滋賀から小田原への往路(2017/05/18)の岡崎SAのところでも書きましたが、充電スペースは少々不便なところの方がガソリン車の駐車と競合しないのかもしれません。

〈新東名高速道路・岡崎SA・102A〉 
浜松SA→岡崎SA間:約61km
充電容量:(不明)kWh 
充電率:38%→93.5% 
充電時間:14分(168円)
(写真なし)


岡崎SAで十分充電することができたので、上郷SAはパスし、尾張一宮PAで最後、復路で6回目の充電を行いました。
過去のデータでは、尾張一宮PAで80パーセント越えにしておけば、なんとか自宅に帰り着くことができていましたので、時間短縮の面からも81.5パーセントで止めたのですが、よく考えるまでもなく、それまでのデータは最近、近くにできたスマートICまでのものではなく、下道だったことを忘れていました。今回の遠征の疲れが出ていたのでしょうか。
名神高速道路を調子よく時速80キロで走っていたら、予想以上のペースで残りの走行可能距離が減っていきました。関ヶ原IC過ぎまでは上り坂が続きますから、そんなものだと思っていましたが、北陸自動車道への米原JCTあたりで、燃費マネージャーが示す残存する電池容量のパーセント(SOC)からするとギリギリと判断し速度を落としました。それでも小谷城スマートICの2キロ手前で亀マークが出ました^_^;

高速道路上での亀マークは心臓に良くありませんが、下の写真のように燃費マネージャーに出る数値でまだ走ることができるとわかっていましたから、冷静に亀マークを眺めることができました。電気自動車に残存する電池容量のパーセント表示は(SOC)必須です。

〈名神高速道路・尾張一宮PA・100A〉 
岡崎SA→尾張一宮PA間:約56km
充電容量:3.75kWh 
充電率:49.5%→81.5% 
充電時間:10分(120円)

復路経路上の充電総時間:60分
復路経路上の充電料金:720円
往復約740km走ったときの平均電費:11.97km/kWh
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ちなみにその晩、自宅で普通充電を行ったところ、翌日の朝の一充電走行可能距離表示は、「134km」でした。
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