2007年より気になった電気自動車関連のニュースを、コメントとともに書きとめています。

ホンダ関連の話題が続きます。

米ホンダ、フィット EV の使用済みバッテリーを再利用へ…電力網に組み込む(2019/05/17)

フィットEVは、東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を20kWh載せていました。この「SCiB」は、10.5kWhの電池を積む三菱アイミーブMグレードなどで証明されているように「長寿命」「急速充電」「高入出力」に優れた電池です。

電池容量残存率105パーセント<2018 /07/25>
2011年8月18日にアイミーブ Mグレードが来て.(2011/08/20)から約6年11ヶ月で走行距離が8万2500キロを越えました。この間、約1640回(急速充電307回、自宅外での普通充電28回、自宅200V充電1303回)充電を繰り返してきましたが、「105」という数字が示すように電池の劣化は感じられません。

東芝のリチウムイオン電池「SCiB」は、 充放電20,000回以上の長寿命特性があるそうですから、このまま充電を繰り返すと85年以上もちそうで、すでに7年たちましたから残りは78年です。孫の代までこの電池は使えそうです。

アメリカのフィットEVは、2012年夏からリース販売していたそうですから、私のアイミーブと大差なく、リースで長く乗っていたとしても「SCiB」ですから、それほど劣化はしていないのではないでしょうか。ですから、「使用済み」とすることには違和感がありますが、「再利用」は当然のことと受け止めます。

「SCiB」の「長寿命」を考えれば、「蓄電装置」としての再利用ではなく、電気自動車への載せ替えとして利用できそうですし、「SCiB」のこれまでのデータを生かして、本来の使い方、電気自動車への採用が広まってほしいものです。昨日、電気自動車に興味を持つ人が私のアイミーブを見ての第一声が「電池は何キロぐらいで載せ換えるのか」でしたから。
 

充電インフラの整備は重要(2019/05/17)でホンダのディーラーに急速充電器が設置されつつあると、地図を示しながら書きましたが、その後聞いた話では、2020年の夏までには全店に設置する計画のようです。

ホンダは、受注を2019年初頭から開始 (2018/03/09)するアーバンEVを2019年後半に欧州で発売する予定ですし、2020年に日本で発売 (2017/10/25)する計画ですから、それにあわせたインフラ整備ということであれば話があいます。

電気自動車を販売する責任として、きちんと事前に基盤整備もおこなうのだとすれば、単純に考えて 日本でのアーバンEVの発売日は、急速充電器の整備が終わる2020年夏から秋にかけてかもしれません。
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GoGoEVの地図データによるホンダディーラーのCHAdeMO設置場所)(2019/05/15現在)

アウディ初の市販EV『e-tron』、最大出力150kWで急速充電…最新充電システム搭載(2019/05/13)

アウディの『e-tron』は、電最大出力150kWの直流(DC)充電器での急速充電、最大11kWの交流(AC)充電、自宅で230Vのコンセント、400Vの3相コンセントの充電とさまざまな方法を用意するとしており、欧州の公共充電スタンドのおよそ80%で充電可能としています。

フォルクスワーゲンの電気自動車「ID」プレゼンテーション全編翻訳をお届けします!( 2019/05/14)

また、電気自動車へ大きく舵を切るフォルクスワーゲンは、2020年の終わりまでにヨーロッパの高速道路沿いに400の充電施設(平均6基ずつ)を120kmごとに、2025年までにフォルクスワーゲン独自で3500、ディーラーも3000の充電設備を整備するとしています。

日本も負けてはいません。

充電スタンド情報を載せるGoGoEVの新着1ヶ月分を一覧で掲載してい充電スタンド一覧を見ると、自動車メーカーのディーラーでは以下のようになっています。

登録日:2019年5月10日
(株)ホンダカーズ静岡 Honda Cars静岡 清水吉川店 (静岡県静岡市清水区半左衛門新田20)
充電タイプ: CHAdeMO
登録日:2019年5月3日
トヨタカローラ博多(株) Volkswagen八幡西 (福岡県北九州市八幡西区瀬板2-28-5)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月27日
(株)モトーレントーマツ(Tomatsu BMW) BMW 江東営業所 (東京都江東区亀戸7-41-7)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月27日
(株)ヤナセ 福山支店・メルセデスベンツ福山 (広島県福山市佐波町字高田231-1)
充電タイプ: 200V
登録日:2019年4月25日
群馬トヨペット(株) ヴィ−パ−ク太田店 (群馬県太田市飯塚町980-3)
充電タイプ: 200V
ホンダディーラーはCHAdeMO(急速)でトヨタディーラーは200V(普通)なのは、この新着1ヶ月分だけなのかとGoGoEVの地図データで「関西圏」と「中京圏」を「充電スタンド検索」してみたら以下のような結果となりました。(2019/05/15現在)
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(ホンダディーラーのCHAdeMO設置場所)
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(トヨタディーラーのCHAdeMO設置場所)

「電動化」とは、電気自動車だけのことではないし、トヨタは電動車の一種であるHVでつちかった積み上げがあるから、EVシフトといっても心配はないとの記事を目にすることがありますが、車そのものではない、こうした地道なインフラ整備での遅れは、いずれボディブローのように効いてくるかもしれません。 

そもそも急速充電口を備えたプリウスPHVを販売しながら、急速充電器のない県が多数あるというのは、販売手法としていかがなものかとは思います。

三菱 アウトランダーPHEV、68%の顧客が毎日充電…欧州で充電実態調査(2019/05/13)

三菱自動車の欧州部門が調査した、『アウトランダーPHEV』の充電実態を発表していました。それによると、68%は毎日充電しているそうです。

アウトランダーPHEV』は、充電できる車なのですから充電するのは当たり前だとして、 ガソリンで発電した電気で走るよりも、外部から充電した電気で走る方が安く済むのですから、できるだけ多く充電したくなるのは当然でしょう。

ですから、毎日充電が68%なのは少ない気もしますが、日々の使い方・走行距離によっても充電回数は違ってくるでしょうから、1回の使用で電気を使い切らない顧客がいるのかもしれません。(自宅充電97%)

先日、友人の話を聞いていたら、電気自動車で一番の心配は、一充電の走行距離、どれくらい走ることができるかだそうでした。 急速充電器の密度は思った以上に高いですから、現在電欠の心配はまずありませんが、電気自動車に乗ったことのない人にとっては、当然の不安でしょう。

その解決策の一つとして電気がなくなった後、ガソリンで走ることのできる『PHEV』なのですから、「顧客の25%が次回の新車購入の際、EVを検討」とあるように、『PHEV』が電気自動車オーナーへの入り口になってくれることを期待しています。

ただし、その期待に応え、『アウトランダーPHEV』に代わる「電気自動車」を三菱は現時点で持っていませんから、25%の顧客はみすみす他社へ逃すことになるかもしれませんが。(アイ・ミーブはあります)
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(画像:三菱のHPより引用) 

2019年度CEV補助金の外部給電器の申請受付を5月10日(金)から開始したと次世代自動車振興センターが告知していました。

外部給電器とは、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車・燃料電池自動車の充電口から100Vなどの電力を取り出す装置のことです。

ただし、重大なことを誤解していました。 申請方法に「個人は対象外です」と書かれています。

「外部給電器」への補助金の目的が『災害による大規模停電のリスクを最小化し、災害対応力を向上させること』ですから、公共団体や会社がつくる避難所などへの配置を想定してのことだからのようです。下のブログを読んで期待していた方がおられましたらお詫びします。

国の補助金 開始 でもなんだかなあ<2019 /04/23>

予算額が多くないから補助範囲を絞ったのかもしれませんが、身近な所で考えても災害時に避難場所に指定されている学校や公民館に収容できる人数は限られています。周辺の人々を屋内に入れることはできても、横になるだけのスペースはとても確保できません。

そこで、2016年4月に熊本を襲った地震の例を見るまでもなく、多くの人々はグランドなどに停めた車の中を避難場所とすることが多くなっています。

また、「外部給電器」は、電気自動車・プラグインハイブリッド自動車といった車を持っていないと役に立たない道具ですから、避難場所にかけつける車が電気自動車等でないと意味をなしませんし、10カ所避難場所があれば少なくとも10台は電気自動車などがないと『災害対応力を向上させること』はできません。

ならば、非常時には今ある個人の電気自動車等を使わせてもらうことを考えても良さそうですが、そうはならないようです。(クリーンエネルギー自動車導入事業費補助金 交付規程(2019/04/12)PDF をあらためて読むと、非常時に貸与することを想定しているように読めます

私の場合は、2015年に給電器が補助金の対象となったときMiEV power BOX」(三菱自動車のMZ604775)を買い、普段から活用していますし、設置したソーラー発電とともに、停電したときには、ご近所に少なくともスマホ充電のための電気を供給する準備はできています。また、地下水をくみ上げるポンプも設置していますから、給水車を待つ必要もありません。もちろん、それらのシステムが壊れなければという前提での話ですが、うちに来てねとご近所にお声がけは済ませています。

リスク分散は、『災害対応力を向上させること』のキモだと思うのですが。
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 (画像:次世代自動車振興センターのHPより)

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