2007年より気になった電気自動車関連のニュースを、コメントとともに書きとめています。記事によっては、時間がたつとリンク切れする場合があります。

「電気自動車・プラグインハイブリッド自動車の充電インフラ整備事業費補助金」 公募兼交付申請 採択結果のお知らせ(2020/09/18)

次世代自動車振興センターは、8月31日〆切分の採択結果を上のように発表していました。

今回の発表で高速道路 SA/PAへの設置はありませんでした。

急速充電器の倍増計画(2020/08/21)

毎回、基礎充電は、東京都が他県を圧倒しています。

●高速道路 SA・PA 及び道の駅等への充電設備設置事業(経路充電)
  • 岡山県 道の駅やかげ宿
  • 宮城県 道の駅 大谷海岸
  • 福島県 道の駅 なみえ
●商業施設及び宿泊施設等への充電設備設置事業(目的地充電)
  • 山形県 ソフトバンク東根
●マンション及び事務所・工場等への充電設備設置事業(基礎充電)
  • 東京都 ライオンズガーデンコート練馬北町ほか 18カ所
  • 神奈川県 ヨコハマ・シーナリータワーほか 2カ所
  • 愛知県 メガシティテラス 駐車場(260区画)

三菱自「アイ・ミーブ」生産終了へ 世界初の量産EV (2020/09/18)

三菱自動車は、2009年に売り出した「アイ・ミーブ」の生産を20年度内にも終了すると報じていました。

もっとも三菱自動車は次期軽EVを日産と共同ですでに開発し、水島製作所で(2020/07/28)の生産のため2020年8月より設備投資を始めているのですから、アイ・ミーブがいつ終了してもおかしくない状況ではありました。

逆に、月に10台前後しか売れない車をいつまでも作っていたものだと賞賛されるべきかもしれません。

(加筆:記事中に「累計販売台数は約2万3000台」とありますが、正確には2020年7月までで軽規格のものが 10,814台、普通車規格のものが192台で合計11,006台です。ただし、発売当初4ヶ月の2009年7月〜10月の記録が私の手元に残っていませんので、10,814台よりは増えます。約23,000台との差は海外へ輸出された分でしょう)

販売が伸びなかった原因は「高い価格」と販売戦略にあったのではないでしょうか。

高価な電池が販売価格に占める割合が高い電気自動車はどうしても高くなりがちですが、2009年当時と比べると価格は安くなっているはずです。しかし、リチウムエナジージャパンや東芝の「SCiB」の物は量産効果が出ずに下がらなかったのかもしれません。

「宏光MINI EV」こそ普段使いのサイズ?(2020/09/04)のような例は極端としても、アイ・ミーブMグレードの10.5kWhとさほど変わらない9.3kWhの「宏光MINI EV」が約44万円で売り出されている現状を見ると、価格を下げられる要素はあったかもしれません。

先日、三菱自動車はミニキャブ・ミーブに10.5kWhなくなる(2020/09/18)と告知していましたが、これなどは販売する気がない象徴のように受け止めてしまいます。

2016年3月に製造中止されたミニキャブミーブ・トラックは、10.5kWhしか電池を積んでいませんでしたが、その電池性能が優れており極めて劣化しにくいこととが周知されてきたからか、 2012年発売以来の販売総数 1018台というその希少価値からか、製造中止から4年以上たった今でも100万円ほどで売られています。

中古車市場では、ミニキャブ・ミーブ10.5kWhと16kWhはさほど変わらぬ価格で売られています。

ミニキャブ・ミーブ10.5kWhも事前に販売停止を予告すれば、少しは台数がさばけて有終の美を飾ることができたかもしれません。それもせずに突然の中止ですから、一日でも早くやめたかったかのようです。少なくとも東芝の「SCiB」10.5kWhの価値がわかっていないととらえられても仕方がないでしょう。

アイ・ミーブ生産終了は、軽EVカウントダウン(2020/07/29)の意味も含まれているのでしょうから、期待をこめて待ちたいと思います。(日産の将来も不安ですが
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(画像:Mグレード) 

軽商用電気自動車『ミニキャブ・ミーブ』を一部改良して発売(2020/09/17)

三菱自動車は、『ミニキャブ・ミーブ』のグレードを16.0kWhのみにし、10.5kWh仕様はなくなっていました。

また、「車両接近通報装置の法規」により車両接近通報音が消せなくなったので、それに関連する変更がありました。
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(画像:三菱自動車のHPより引用)

自動車修理工場を経営する知人が、私の三菱のアイミーブを見て、1台仕入れようかと思っていると話していましたが、電気自動車によって違う電池の特性については詳しくないようでした。

「電池の容量は大きいのと小さいのがあるけれど、長く乗るのなら小さいの」とアイミーブなら中古しかない10.5kWhのMグレードをすすめておきました。ミニキャブ・ミーブなら秀逸な東芝のリチウムイオン電池「SCiB」を積んだ10.5kWhグレードが新車ですすめられると思っていましたが、在庫限り?となりそうです。

三菱自動車 2020年7月 生産・販売・輸出実績
(2020/08/30)にあるように日本郵便からの受注がなければ、年間500台を売ることの出来ない車種ですからグレードの縮小は仕方ないかもしれませんが、長く乗り続けてもらうと行った観点からは残念な結果です。

EVカーシェアリングを活用した近郊へのwithコロナの旅|Nissan(2020/09/15)

日産自動車と近畿日本ツーリスト の共同企画「'E'Vacation(いい休暇)」を紹介していました。

日産のカーシェアリングサービス「NISSAN e-シェアモビ」を活用した旅行パッケージです。

「NISSAN e-シェアモビ」にはリーフを?(2017/12/12)
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(画像:NISSAN e-シェアモビのHPより引用)

冒頭の紹介ページとNISSAN e-シェアモビに載ったリーフの後ろ姿を見ていたら、それに重なる姿があったことにことに気づきました。

ゴーン被告、富裕層の避暑地に? 高級住宅には爆風の痕 (2020/09/15)に掲載されているカルロス・ゴーン被告のベイルートにある車庫には、同じ後ろ姿がありました。

リーフは、避暑地に連れて行ってもらえなかったようです。

GM、ワイヤレスバッテリーマネジメントシステムを開発…将来のEVに搭載(2020/09/12)

GMが開発した「ワイヤレスバッテリーマネジメントシステム(wBMS)」を紹介していました。

リチウムイオン電池は、数Vの単体セルを組み合わせて作られており、例えば12.8Vの電池は「3.2V」の単セルを4直列にして「12.8V」としています。また、その容量に応じ て並列接続がなされていますが、たくさんの電池の状態を監視し、過充電や過放電・電池間の電圧などをコントロールしているのが「バッテリーマネジメントシステム(BMS)」です。

wBMSは、そのBMSの配線システムをワイヤレス化することによって車両の軽量化や空きスペースの確保も期待できるとのことです。

電池そのものの改良だけでなく電池周辺の技術の進展は、電気自動車普及への足がかりとなるかもしれません。

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